短編

□膝枕で発情
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「音也、膝枕して」





彼女が帰ってくるなり、ソファーにどかっと座り、一言目がこれである。





「きゅ、急になに!?」

「いいから早くっ!!私は疲れたんだ」

「ええっ!?」



なんて横暴な…。そんな彼女に惚れたのは他でもない、俺だけど

でも今回はあまりに唐突すぎる。別に嫌な訳じゃないけど…。むしろくっつけるからラッキーと言うか





「……私に膝枕するの、嫌?」



なかなかしようとしない俺に痺れを切らしたのか、しょんぼりしだすなまえ。さっきの勢いはいずこ





「嫌じゃないよ!むしろ自分から進んでしてあげたいくらいっ」

「そうか。じゃ、よろしく」

「え」



あれ?さっきは弱々しかったのに…。なんだか今はそよそよしい顔をして、自分が座っているソファーの空いている所をバンバン叩いている。



…はめられた…。





はあ、と溜め息をつきながらとりあえず隣に座る。

パタっとなまえが俺の膝の上に頭を乗せ横になる。そして何故か顔は俺のお腹の方に向けて























――――――――





「……」

「…」

「……すぅ」

「……もう寝ちゃった…?」

「…」

「…………。」





…何か妙に意識してしまう。



だって、なまえの顔と俺の息子の距離が近いんだよ!?それになんか、少し息がかかるし…。





「……すぅ」

「…っ」





俺のに息がかかるたび、ピクンと体が揺れてしまう。





「…んん…」

「え…っちょ…っん」



もぞもぞと動き出す。

頭を動かすたびに、股間に擦れて過剰に反応してしまう。本当にヤバい







気付けば俺のソレは徐々に固くなり、ズボンを押し上げる形になっていた。

さて、これをどうしようか…。こんな姿、なまえに見られたら幻滅されるかも。ていうか恥ずかしさで死ねる。







「……音也…。」



一人でキョドってたら下から声が聞こえた



「なまえ……。」



寝ていたはずのなまえが呆れたような顔で俺を見上げている。



「…いつから起きてたの…?」

「ついさっき。あなたのちんこで起こされました。」

「うっ…ごめん…。」





あぁ…俺、穴があったら入りたい





「膝枕で発情しちゃったわんこにはお仕置きしなきゃね」

「え、ちょ…」





よく分からない事を言いながらガチャガチャと俺のベルトを外していくなまえ。

そしてあっけなく露になった俺の元気な息子さん。それはもうビンビン





「…フル勃起だね…」

「…だって…っあ…」



なまえは躊躇うこともなく肉棒を鷲掴んだ。





「は、離して…ぅあ…っ!!」





そしてそのまま上下に扱く

先走りのせいかスムーズにいけるようだ



「ダメ。出すまで離さないから」





徐々にスピードをあげていくたび、快感がじわじわと襲ってくる。

そして、手を動かすたびにヌチャヌチャと卑猥な音が静かな部屋に響いてた。

気持ちいいけどやっぱりちょっと恥ずかしい



「…あぅ…んんんっ」

「おっきい…。淫乱だね、音也は」

「あぁあ…っく…っ」





なまえの罵りに背筋がゾクゾクしてしまう。俺ってドMじゃないはずなんだけど…。

危うく達しそうになり、ぐっと射精感を堪えた。だって今イったらカッコ悪いじゃん!!





「あぁあ…っんっ…は…」





しかし扱く手は止まらず、限界が来る







「イきそう…っ離して…っ!」

「我慢しないでイって」

「…くっ、ぁあぁあっ…!!!」



呆気なく達してしまった。ドピュドピュと不定期に濃い白濁液がなまえの手を汚す





「いっぱい出たね…しかも濃い」

「ぁあ…」





達したばかりだというのに、まだまだ元気な息子はドクドクと脈打っている。



「きゃっ」



ぐいっとなまえの腕を引っ張り、俺と向かい合うように上に乗せる。

そして、スカートを捲りパンツの間から秘部に触れる。





「あ…っ」

「濡れてる…。まだ何もしてないのに」



これなら大丈夫だろう。そう確信した俺は自身を秘部に宛がい一気に貫いた。



「ぁあぁあ…っ、いきなりぃいっ」

「あ…は…っやっぱりちょっときつい」

「あぅっあぁ…」



なまえの腰を掴み、激しく下から突き上げる。

俺は結合部からのぐちゅぐちゅという卑猥な音で耳が犯されていく。





「音也っおとやぁ…っもっと…」

「…っくぁあ…」



せがむなまえは凄く煽情的で俺の理性なんて一発でぶっ飛んじゃうくらい。

突き上げる度に揺れる豊かな胸に舌を這わせる。



「ぁんっ、そこダメぇ…っ」

「…っ、何がダメなの?ここも弄くると下の方がぎゅってなるのに?」

「おかしくなっちゃうのぉおっ!!」





なまえの一番イイ所を突けば、一層高い声で鳴く。

今の俺には理性の一欠片もないかもしれない。







なまえの喘ぎ、結合部からの愛液が混ざる音、肌がぶつかる乾いた音。今この部屋には色んなメロディが溢れている。





「音也…っイきそう…っ」

「うん…っ」





一体、自身を優姫のナカからギリギリまで引き抜き、一気に子宮目掛けてずっぽぉと突く。それを何度も繰り返し、限界を近づける。



受け身になっていたなまえは自分から腰を振りだし、先程より深く繋がっていた







「あぁあっイクッイっちゃうよ…っ!」

「俺もそろそろイきそうッ、中に出すよ…っ」

「ダメ、中は…っ妊娠しちゃうぅあ、ぁあぁあぁっ!!!」

「く…っ、そんなに締め付けないでっ、もう中に出すからっ!あぁあぁ…っ」



ビクンビンと体を揺らしている彼女。



なまえはイってしまい、その締め付けで俺の息子は膨れ上がり勢いよく子宮目掛けて射精してしまった。





「あぁ、はぁ…」

「んん…、……中にはダメって言ったのに…」

「ごめん、気持ちよすぎて…」





ぬぽっと肉棒を抜くと、ナカから俺の精液がどくどくと溢れ出た。



「ばか音也…。1ヶ月SEX禁止…」

「えぇえ!嫌だよ!?」

「うっさい」





どうやら俺は、彼女を怒らせてしまったみたいだ。

…でも、中だしされてた時のなまえの表情、まんざらでも無かったんだけどな。









(…って何また挿入してるんだよ!)

(1ヶ月も出来ないなら今のうちたくさんシとく!)

(ちょ、何いって……ん、あぁあ…っ!)


















―――――――――――







やっと書けたぁあぁ!!

終わりかけてたとき、一回間違えて文を全部消してしまい

内容を思い出すのに苦労しました(汗

無事書き終わって安心しましたっ!



音也マジLOVE!



2012/10/04

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