翡翠の誘惑
□『赤い頬はお前の証』(斎沖)
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「はじめくんの肌って綺麗だよねー、ね、触ってみていい?」
「…かまわぬが」
総司は斎藤の肌に触れ、それを思いっきり引っ張った
「ひゃひふうんあ!ほーひ!」
「プッ…!アハハ!はじめくんの顔面白い!!」
しばらくしたら総司は斎藤の頬に飽きたようで手を離した
「すべすべだった〜」
じっと総司を見つめていた斎藤は総司の肌に触れた
「ッん…どうしたの?」
「俺は総司の頬が好きだぞ。桃色で、柔らかくてツルツルで、絹のような肌触りだ。」
「斎藤、くん//」
斎藤は頬から首筋にゆっくり手を移動させた
「ちょっ」
「頬だけではない、この首筋も…白くて肉が薄くて…綺麗に跡がつく」
「ッ!!////」
そしてまたもや斎藤は首筋から胸にかけてゆっくり手を移動させた
「この胸も、愛らしい桃色で」
ビターーーン!!!!
総司は斎藤を思い切り平手打ちした
「っ総司?」
「馬鹿ぁーー!!」
そして走り出した総司の後ろ姿を見つめていた斎藤は自分の腫れて赤くなっている頬に触れ、ふっと笑った
…重症だな
『赤い頬はお前の証』
End…