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□数学(敵)
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「山口、」


『はい!』


今日は待ちに待ったテスト返し、


実はウェイバーと点数を競い合ってるんだ!


この数学さえ、良ければ私の未来(金)は安定よ!!


「お前、数学、どうにか出来んのか、」


『え?』


ピラっと返された数学の答案


な、何だと…!?


まさかの半分以下、


『セ、先生、ケケケケケイネス先生!?コレハ何カノ間違イデハナイデショウカ?』


私、他は結構いい点数だったもん!そんな訳あるかいな!!!


「私も何回も見直した、だが、ってくっつくな、」


『そ、そんな、私、』


嗚呼、終わった。







『「ということで、」』


見事ハモった!


『何?ウェイバー』


「お前こそ何だよ、」


『というわけで!「もういいよ、」……勉強、数学教えて!』


あんな悪い点数で生きていけません、


ウェイバーくんは、すっごいいい点数だったの私は、知ってるんだから!


「面倒臭い、何で僕が…」


『お願い!一生のお願い!!』


「それで何度目なんだよ、」


『この通り!!』


布団の上で正座して手を合わせる、

羞恥?知るかよそんなもん、私には数学さえ分かれば!


「う、そんなに言うなら教えてやるよ!」


『ホントに!?やったー!!』


思わずウェイバーに抱き付いちゃった、


「ちょっ…お前、離れろよ!」


『あはは〜ごめんごめん、』


「で?何処がわかんないんだ?」


『えーとね、此処、』


「ああ、此処は、」


ウェイバーがベッドの側の机にいるので、ノートを広げ隣に座った


一生懸命教えてくれてる、


何だ、案外いい奴じゃん、

ツンツンしちゃって、

ツンデレかっつーのコノヤロー






あ、睫毛長い、



そういえば、ウェイバーの顔、こんな近くで見た事ないな


女の私よりいい顔してるんじゃないの?


「おい、」


髪の毛サラサラそう、


「アヤカっ!!」


『うあっ!何?そんな大声出して!』


「お前、聞く気あるのかよ、」


『え、あ、ごめんごめん、ウェイバーに見惚れてた』


「は?」


『そうだよね、今は数学(敵)に集中しないと!』


「…….お前、何言ってんだ?」


『ウェイバー可愛いんだもん!』


「なっ!?」


何さ、自覚なし?


『ま、いいや、教えてウェイバー先生。』


「アヤカの方が可愛いのに、」


『何か言った?』


「いいや、」


数学(敵)


(ウェイバー先生此処が分からないであります!)
(お前、授業料は持ってきただろうな!)
(え"、金取るの?)
(当たり前じゃないか)
(持ってない、)
(じゃあ、これでチャラにしてやる!)
(んむ!?)
(んっ)


(ウェイバーちゃん、青春ねえ)
(小僧なかなかやりよるな、)
(ウェイバーにやっと春が…)
(お前らぁぁぁあああっ!!!)



不完全燃焼不完全燃焼不完全燃焼!


瑠羽夜@お誕生日おめでとー!!

そしてフリリク終わらせるの第一号だ!

ごめそ、駄文ごめそ。

感想頂けると嬉しいです!

軽く足払ってください!
 

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