奉太郎
□02
1ページ/2ページ
摩耶花から発せられた部活名を聞いてから一晩たち、清々しい朝。
昨日摩耶花が発した部活名「古典部」
『古典部』
登校中にぱっと浮かんだ単語はそれだった。古典部とは何をする部活なんだ、疑問はそれと、なぜ摩耶花がそれを私に勧めたか。それだけだ。
『まあ、摩耶花の事だから古典部に入るんだろうけど。』
特に入りたい部活は無いし、まあ古典部に入ったとしても大した活動はしないだろうから、まあ古典部でも良いかな。
『うし、放課後にでも古典部の部活やってる教室に行ってみよう』
_