青天の霹靂

□青天の霹靂
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いつまでも降り続いて

世界が溺れてしまうんじゃないか

と思うくらいの雨。

一向に体は寒くて

頭がぼうっとする。

貴方がわたしを覗き込んだ時の

心配そうな顔が忘れられない。

離れないんだ。

わたしは貴方と会ったときから

迷惑ばかりかけてるよね。

助けられてばかりだ。

今日は、江戸もわたしも


秋雨の候。





[青天の霹靂‐017:目眩]
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