J禁小説
□相思相愛?【☆】
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『やっかましいなぁυ』
「やっさん,隣の楽屋空いてるからソッチ行かへん?」
『ぅ,うん。』
大倉は自分のPSPを掴むと隣の楽屋に向かった。
……この流れヤバい。
だって僕,さっきから大倉に欲情してますもんυ笑
大倉が楽屋中央の白いソファに腰掛ける。
僕は机を挟んで向かい側のソファに座る。
「ちょ……やっさんυ向かいあってたらゲーム見られへんやんかυ笑」
そんなん分かってるわ!!でも近付いたら君のこと襲ってまうもん!!笑
『ぅ〜υ』
「ほな自分がソッチ行くわ★」
大倉は立ち上がると僕の隣に来る。
ギャー!!!!
僕が頭ん中で焦ってるんなんかお構い無しに大倉はPSPの電源を入れてゲームを始める。
頑張れ,僕!!
耐えきるんや!!ここで大倉のこと襲ったら一発で嫌われる……
それはなんとしても防がなッ!!
覚悟を決めて大倉にゲームを教えて始めた。
―――――――――――
『だぁ――!!アホッ!!何度言うたら出来んねん!!』
「だ,だって〜υ泣」
大倉の頭をバシッと音をたて叩く。ゲームを教え始めて10分……僕が心配しているようかコトが起こる気配は到底ない。
「やっさん!!そんなバシバシ叩かんでよ!!教えてもろた事が抜けていってまうやんかッ!!」
『抜けるもなにも最初から入ってないやろッ!!』
僕よりデッカイ体がシュンっと小さくなる。
もぅυ
かわえぇけど,あんまりアホ過ぎんのは疲れてまうわυ笑
『……今日はおわり!!やっさん疲れた!!怒』
「えぇ〜υまだェエやんかυどーせやっさん撮影最後でしょ?」
『そやけど……精神的に疲れたのッ!!』
出来の悪い子にゲーム教えるんもそやけど,何よりも大倉の隣は気ぃ緩まされへんから疲れる。
「ぢゃ……今日はもぅええですよυ」
『はぁυ……また明日気が向いたら教えたるわυ』
僕はさっと大倉の隣から退こうと立ち上がる。
が,強い力に腕を引っ張られてソファに逆戻りしてしまう。
『痛ッ!!なに?』
「……や〜っさん♪ギャラいりませんのん?」
『あ……忘れてたυ』
僕は大倉の隣という緊張からすっかりその事を忘れとった。
てか,すでに今の空間が僕にとってのギャラなんやけどね☆笑
『で?何くれるん?笑』
「…何が欲しい?笑」
………君★
って言いたいトコをグッと押さえる。