J禁小説
□ある日のワンシーンA
1ページ/2ページ
日曜日 AM 6:23
東京都……
錦戸の仮住まい……
ガチャ……ギィー
バタンッ……ガチャン
パタパタパタ……
ギィー
パタン
モゾモゾ……ササッ…
錦『…………コラ。何してんねん。』
丸「ァレ?起きてもーたん?」
錦『ぬくい布団に冷たいの入って来たら気付くわ………………………………………………………………………………………………………………なんでおんねん?』
丸「長ッυ…まぁええけど……実は〜愛しの錦戸君に会いたくなっちゃ――」
錦『それ以上しょーもない事ゆーたら殺す。』
丸「は,はぃ……」
錦『で?』
丸「ん?いや……なんや……殺されたないんやけど………ホンマに会いたなってん♪」
錦『………刺し殺す』
丸「なんでぇυ笑」
錦『なんでも……てか何時や思ってんねん!!迷惑やし迷惑やし迷惑やッ!!』
丸「3回も言いなや!!さすがに傷付く!!」
錦『傷つけとんねん!!刺し殺すゆーたやろ!!』
丸「ハッ!!そ,そーやって精神的に追い詰めるのね……亮たんのドS!!」
錦『丸,よー知ってるやんか……なら早よ出ていけ。』
丸「………………」
錦『?』
丸「…………………出ていかんよ。」
錦『はっ?ホンマにいい加減に―――』
丸「錦戸のことなんかなんも知らんよ……」
錦『………………………………まる?』
丸「いい加減にすんのオマエなんちゃうん?なんも知らんから……なんも教えてくれへんから……そやから会いに来てんねんぞ?」
錦『な,なにを…?』
丸「はぁυその感じやと覚えてへんの?」
錦『?』
丸「まぁ…酔ってるみたいやったからなぁυ錦戸,昨日の夜中に俺に電話してきたんよ?」
錦『うそ……あっ,ホンマやυ着歴残ってるし。』
丸「…『寂しい』て。」
錦『え…………………ぉ,俺がυ笑』
丸「『寂しい……会いたい……仕事シンドイ……元気出えへん……だって……』とか散々ゆーた後に寝息聞こえてきたんやでυ心配にもなるし会いたくもなるわ。なんに………この扱いなんやねん。」
錦『……』
丸「もうええ……なんや無駄足やったみたいやな。帰るわ。わざわざ朝から悪かったな。」
錦『……………や』
丸「?」
錦『……いやや。』
丸「にしき――」
ちゅ……んちゅ……
丸「ッ!!」
錦『ハァハァ…………帰らんでよ』
丸「錦戸?」