J禁小説

□your signal
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中丸+上田
甘々。
――−−−-−−−−−−



『………ぅい☆』
『うりゃ★』
『てい☆』
『トォ―――★』


な,なに?笑
朝っぱらから可愛い生物が楽屋で遊んでるのを見て俺は一気に気が緩む。





上『おっ!!中丸おはよ。』

中「ぉ,おはよυ何してんの?朝っぱらからι」

上『ん?シャードーボクシング★せっかくデカイ鏡あるからさ☆』








シャ,シャードーボクシング!?
こんな鏡に向かって猫パンチのような仕草を繰り出すのが?笑
てっきり今日の撮影で自分がもっとも可愛く見えるように研究してんのかと思ったυ笑

俺は馬鹿な思考を払うように上田に話を振る。





中「でも朝から偉いな★俺なんか起きぬけからそんなに動けねぇーもんυ」

上『中丸,知ってる?人間って20歳過ぎると体の機能は衰えていくだけなんだって。だから今のうちに身体機能を一定に保っておいた方がいいんじゃない?』

中「……ぅ,うんυよ,よく分かんないけど運動するようにするわυ笑」

上『クスッ☆馬鹿……』

中「なッ,なにを〜!!」






なんかたわいない会話で楽屋が暖かい雰囲気に包まれる。
上田ってみんなで居るときは自己主張があんま無いし,どっか冷めてる感じするけど,二人っきりだと良く笑うし天然だから可愛いって思う。







ぃ,いや……可愛いって言うか…
えっ?可愛い?
僕,今,「可愛い」って思っ……た?
落ち着け!!落ち着くんだ,ゆっち!!笑
まぁ,確かに上田は可愛い部類だよ?
でも……そーゆーんじゃなくてυ

ハッ!!
そうか!!わかった!!
こーゆー気持ち!!
こーゆーのを【親心】って言うのかッ!!!!
みんな可愛いんだ!!「うちの子が1番!!」とか言うあの気持ちだよ!!
だって俺KAT-TUN自体可愛いって思うし……
いゃ……なんか違う気もしてきたけどυ笑


とにかく,俺はなんとかさっきの感情を整理させた。









上『なかまる?』

中「ん?」






俺は慌てて声の方に振り返る。
上田はかなり近距離で俺を上目使いで眺めていた。
なっ!!かっ,可愛い★笑






中「どーした?」

上『………ごめんね。』

中「?」

上『……馬鹿って言ったのムカついたんでしょ?ごめんねυ』








どーしてお前ってそんな可愛い事言うかなぁυ笑
せっかく気持ちの整理つけたってのに……


俺は上目使いで俺を見ている生物を抱き締めた。
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