可愛い子には旅を

□何の話?
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迷彩さんと赤ハチマキさんと別れて数分後、私は一人観光気分で目の前に佇む大きなお城を見上げていた

宗次郎さんに書いてもらった地図を見、来た道を見、そして再び城を見上げる


「うぅおっしゃぁぁぁあああああ!!着いたぜぇええ!!」


天をも衝くほどの私の雄叫びに驚いたであろう鳥達が空へと舞い逃げていく


そして私はというと

「怪しい奴め、来い!」


お城の門番に捕まっていた


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