詰め合わせ
□カゴノトリ没案
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『俺達の関係って何なのだろう…』
その答えは何処にも落ちていなくて
俺はいつまで経っても見付けられずにいる
俺の隣で空を見上げている貴女も
きっと答えなど見付かっていないのだろうね
ねぇ
その澄んだ瞳には何を宿しているの?
気付けば貴女はいつだって
何処か遠くの空を見詰めてる
羽をもがれた鳥…
そんな事を言ったら貴女は笑うかな
でも現実にそんな綺麗で儚い夢物語何てなくて
自由を求め空を見上げる貴女は
俺の可愛い“籠の鳥”
扉を開け放てば飛び立ってしまいそうで
二度と俺の許へなど戻ってこないんじゃないかって
俺は怖くて貴女の手を放す事も出来ずに
ただ貴女を捕らえる籠のように自由を奪った
そんな俺に貴女は身を委ね
抗う事すらしない
それなのに
まだ俺は貴女を失う事を恐れている
いつの日かなれるだろうか?
貴女を捕らえる籠ではなく
貴女が羽を休める止まり木に
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