□精神
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あれから、一週間後の夜。


〜弥彦&白夜の家〜


弥彦「今日、皆に集まってもらったのはな…」


イタチ「会議はもう終わったらしいぞ。皆、解散だ。」


小南「そうね。帰りましょう。」


弥彦「ちょっと待ってェー!(泣)話を聞いてよ!」


飛段「俺、取れた親指探さねーといけねーんだよ。白夜ちゃん居ないなら帰るー。」


弥彦「そう!その白夜が帰ってこないの!」


















精神
















飛段「どゆことー!?」


角都「そのままの意味だと思うが。」


小南「どこに行ったか、わからないの?」


弥彦「ナルト君達とカラオケに行ったんだ!」


サソリ「よし、帰るか。」


デイダラ「そうだな。うん」


弥彦「ちょっと待ってって!今は夜の12時だぞ!?帰ってこないのはおかしいだろ!?」


イタチ「どこぞの男の家に転がり込んでいる。フッ…我ながら素晴らしき推理…(ドヤ)」


弥彦「…皆、知らないか!?」

イタチ「え、ちょっと、無視?」

小南「きっといつかは帰ってくるわ。」

イタチ「皆?無視か?」

デイダラ「不幸体質だからな。多分、バナナで転んで川に落ちてながれて外国に行ったんだ。うん」


角都「いくらバカでもそれは無かろう。」






暁一同が一晩お泊まりをした。


結局見付からないまま、朝を迎えた。

















〜木の葉公園〜


白夜「あれ?私はどうしてここに?」


ベンチで横たわって寝ていた。


昨日、ナルト達とカラオケ行って、皆と別れて、サスケと別れて……


あれ?


取り敢えず、学校に行ってみた。





下駄箱で上履きを履く。


今日は朝から広場辺りが騒がしい。


サスケ「白夜!」


白夜「サスケ?そんなに焦ってどうしたの?」


サクラ「あれは本当なの!?」


サスケ「兎に角来い!」


白夜「え、ちょ、サスケ?!」





生徒達は私に気付き、静かになった。


え?なに?


そしてテーブルへの道を開けた。


白夜「!?」


うっそー!?ナニコレ!?


それは、私と見知らぬ男(学生くらい)が、下着だけになってベッドで寝ている写真。


しかも50枚くらい。


抱き合ってる写真に、男が私に馬乗りになっている写真まで。


犯すまで行ってないけど…何さ!?こんな写真いつ撮ったのさ!?


弥彦「あー騒がしいな。ちょっと通してー。」


暁一同が前に出る。


弥彦「白夜!お前、昨日どこに行ってたんだ?!」


サソリ「おい…見ろ番長…。」


飛段「オイオイオイ!マジかよ!?俺、失恋確定じゃんかよー!」


小南「なんなの…?これは…!」


白夜「ぁ…」


デイダラはチラッと私を見て、直ぐに広場を出た。


白夜「ちょ、ま…!違うの!私は知らないの!」


サスケ「おい、コレどうするつもりだ?」


白夜「わっかんないよ!サスケ!火遁で燃やしちゃってよ!」


サスケ「何の解決法にもならないが。」


どうしようどうしよう…!


皆が変な目で見てるよ…!私、嫌われ者になっちゃうよ…!


水影「皆、通しなさい!」


白夜「み、水影…!」


水影「…?なんなの、これは?」


白夜「違うんです!私じゃありません!いや、私だけど!」


水影「兎に角、校長や他の影に見付からないように私が直ぐに処分します。皆!教室に戻って!」




ぞろぞろと皆が教室に戻る。




白夜「水影、ありがとうございます。」


水影「いいのよ。困った時はお互い様。この写真は誰かの仕業しかありません。私は貴女を信じていますから。」


白夜「本当に、ありがとうございます…。」


私は教室に行った。


校長達に知られず、大事にはならなかった。


だけどまだ解決した訳ではない。







会って、誤解を解いてもらわないと…。
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