□留学
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一週間後…


1年火組


カカシ「はーい。HR始めるよー。」


ドガゴッ!


カカシ「あ…お、おはようございます…綱手様…。」


綱手「白夜はいるか!?」


白夜「珍しくいまーす。」


カカシ「ホント、珍しいよ。」


綱手「お前に話がある。来い!」


白夜「うぃーっす。」


カカシ「“はい”でしょーよ…。」






綱手は鳴門高校の五影の一人、火影である。


五影は現実世界で言う、教頭です。















留学










校長室


雷影「と、いう事で音の国へ留学だ。」


白夜「はあぁ!?」


意外な物だった。


私は小さい頃、遊びでピアノ始めて、遊びでコンクール行ったら2位で。


それからはお金が足りなくなって止めたのだけど…。


火影によると今日、私はスカウトされたらしい。


土影「夢のチャンスじゃぜ。」


雷影「失敗は鳴門高校とワシ等の恥だ。行く、行かないは自分で決める事だ。」


水影「貴女のお陰で鳴門高校がさらに発展するかもしれません。」


白夜「はあ…。」


つまり、行けってことだろ…。


校長「2時限目までに決めて来ること。行く行かないはお主次第。わかったな。」


白夜「はぁ〜い…。」

















2年暁組


白夜「と、言うことなんだよ!どうしよう!?」


弥彦「はっはっは。なーんだ。そんな事か。お前、小さい頃は夢だったんだろ?ならイーじゃん?」


白夜「何年前の事だと思ってるの!?もうピアノ止めたし!12年間ピアノやってないし!!」


イタチ「だが凄いではないか。何が退ける?」


白夜「猫踏んじゃった!」


イタチ「人間諦めが肝心だ。」


白夜「早ッ!」


長門「まー大丈夫だろう。13ヶ国語話せれば何とかなるだろう。」


白夜「言語の問題じゃなーい!」


鬼鮫「13ヶ国語も話せるんですか。それは凄いですね。」


飛段「俺日本語オンリー!」


角都「全国だ。」


すごっ…


角都「金の単位と、日本円にするだけだが。」


やっぱお前は金かい。


弥彦「で、行くのか?」


白夜「んー…。でもさ、音の国に行ったら、暫く皆とは会えないんでしょ…?」


小南「…そうね。」


弥彦「少々悲しくなるが、お前の行くべき道にどうこう言うつもりは無い。」


イタチ「自分の事は自分で決めるべきだ。」


会えなくなる…ねぇ…。


って、なんであんなヤツの事を…。


チラッと目をやる。


白夜「なんだよ。ジロジロ見てんなよ。」


デイダラ「自意識過剰ってやつか?うん?」


あ゙ー!もう!うざコイツ!!


長門「俺はどこでも白夜を応援してるぞー!」


角都「金の事なら任せろ。」


飛段「おぉ?角都が珍しいじゃねぇか。ゲハハハハハ!」


角都「困った時はお互い様だ。」


白夜「あはは…ありがとう。でも、もう少し考えてみるよ。」




皆…応援してくれてるんだよね…。


五影や校長、そして兄貴達の期待に裏切りたくないし。



あ、ナルト達にも話さないと。
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