進撃
□殺してしまったよ、ホトトギス
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───ドンッ
「!」
「あっ…」
□□・◯◯…
「すっすいません兵長!!」
「□□」
一言謝り、横を駆ける□□を
呼び止める。
「な…んでしょう」
□□は少し俯きこちらを向く
───コツコツ
「っ…」
優しく顔に手をやり、
軽く此方にむける。
そらしている目を見つめる
「な…んですか…」
「□□泣いてたのか」
「…答える必要があるのでしょうか」
尚も懐かない 言葉達に
心の中で舌打ちをする。
「いや、」
───スッ
「呼び止めて悪かったな」
そう言って手を離すとギリギリ聞き取れる位の声で「失礼します」と言ってパタパタと急ぎ足で去っていった。