二つの裏世界 ─小十郎夢完結─
□二つの裏世界 第６日
1ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
佐助｢ねぇ…何で風魔がいるの?!｣
佐助が勢いよく窓を閉めこちらを振り向き聞いてくる
風魔と言う単語に皆が反応した
そんな武将を無視して思い出したように廊下の襖を開けて庭を見る
｢小太郎はね、子供達が見つけて拾ってきたんだよ｣
片倉｢拾ったって犬猫かよ｣
政宗｢それで、なんで危険そうな奴拾ったんだ？｣
｢だから拾ったからだよ
そこにいたから…｣
かすが｢説明が投げやりだな｣
｢はは…あ、
小太郎ー、聖汰ー、悠斗ー!!｣
そう三人に呼び掛けると
一番に聖汰が師匠ー!!
とﾄﾞﾀﾄﾞﾀ叫びながらこちらに走ってきる
後ろではこちらを見て
気づいてなかったのか小太郎が何故こいつらがいる?
という顔をしている
（気にしなくていいから）
その言葉を読み取ったのか
はぁ、と溜め息を吐き
小太郎は負けず嫌いな悠斗へ向き直り稽古へ戻った。
ソウ達は暫くお菓子を散々
食べてから帰っていった
お菓子をお土産にするのを忘れずに←
（とくに赤い奴ねジャニ顔の
食い尽くす勢いで食べてたからなあいつ！！）
･