BOOK 突発ネタ

□返り咲く先へ 薄桜鬼
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何時も通り日常に

何時も通りの部活


弓から放たれた矢が渇いた音
を鳴らし的に当たる

気持ちいい程いい音で…






家が古くからある
由緒正しい家なため

小さい頃から武術や剣術
をやらされていた


家では始まって以来1、2

を争う程の人材だと
言われ続けた。





自分の身体能力をいかし
部活の助っ人として


家でも学校でも休める所がなく


ゆいいつ気の緩む場所は
裏山にある大きな山桜



桜を避ける様にはえた木々達

時が経ちすぎてもう

何十年も花を付けなくなって
しまって忘れられた



桜・・・


そんな木に何故か引かれた

自分の家は
昔からのしきたりで

16の時に家を継ぎ

(昔は13だったみたいだけど…)

18歳でお披露目

間の2年は最終調整をする




――全ては家のため、――




それが嫌で

今日も現実逃避に桜の下
日の光と鳥達の囀り

急に咳込み手で押さえた
家を継ぐ数年前から
心臓を患い


よく吐血<トケツ>をした。
歳を重ねる事に

吐血の回数は減っていき 家の者も安心していた





本当は・・・もっと
普通の子らしく…





でも剣術が好きで

家を誇りに思ってた


だから家も継ぐ決心ができた










…でも、それを良く
思わない奴に山桜に行く
途中にひき逃げを
よそおいひかれて




死んだ・・・






それは、雨がキツイく

薄く雨雲から光がさすひだった・・・・







そして・・・・




次に目を覚ましたのは

7、8歳に縮んで

見知らぬ天井、や家で寝ていた

それが過去に来た

始まりであり

先祖である月ヶ谷家との

出会いだった・・・
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