銀魂夢小説
□家出した子を迎えに行くのは夕飯前がベストタイミング
1ページ/3ページ
ある日の万事屋・・・
神楽「ねー銀ちゃん。すずちゃんはいつ来るアルか?」
銀時「さーなー」
神楽「ねーいつアルか?カレーは?いつ食べられるアルか?」
銀時「うるせーよ!!そんなの俺が知るかよ!そんなにカレーが食いたきゃインドに行けェェェ!」
神楽「銀ちゃんのバカ!こんな家出てってやるアル!」
銀時「おーおー出てけ出てけ」
新八「あーあ・・・銀さんいいんですか?神楽ちゃん本当に出てっちゃいましたよ?」
銀時「いーんだよ。そもそも勝手にうちに来たんだし?出てくのも勝手にやってくれってこった」
新八「銀さん見損ないましたよ。僕も今日限りで辞めさせていただきます!」
銀時「おーおー辞めろ辞めろ」
家出した子を迎えに行くのは夕飯前がベストタイミング
「・・・それで、二人揃って真選組に来ちゃったわけ?」
神楽「すずちゃんのカレー食べたいアル。すずちゃんの子になるアル」
「おーい、そこは妹にしてくれー。こんなでっかい子供はごめんだぞー」
新八「すいません美鈴さん。でも銀さん酷いんですよ?勝手にうちに来たんだから出てくのも勝手だって・・・」
「ダメ男らしいな・・・。まあ二人くらい増えても一緒だ。気が済むまでここにいたら?」
神楽「すずちゃーん!優しいアル!あのもじゃもじゃとは大違いネ!カレー食べ放題アル!」
新八「神楽ちゃん!もうカレー以外も食べ放題になるんだよ!」
「お前らずうずうしいな!つーか明らかに飯目当てじゃねーか!」
沖田「出たなチャイナ!」
神楽「ホワチャー!!」
新八「いい天気ですねー」
山崎「そうですねー」
「・・・・・・・・」
な に こ れ !
こいつらもう馴染んでやがる・・・!つーか流れであんな事言っちゃったけど・・・いいのかなあ。
まさか本当にずっとこのまま?それはちょっとなあ・・・。
あの天パどうする気なんだろ・・・。
土方「おいこら美鈴。なーんであいつらがここにいるんだ?あん?」
やっばいこの人がいたんだったァァァ!!
「ひ、土方さん・・・ι」
土方「説明」
「はい。天パヤローと喧嘩したメガネくんとチャイナ娘は、私のカレーを求めにここに来たそうです」
土方「んで?」
「・・・ずっとここにいたら?なんて言ってしまいました」
土方「バカかてめーは!!ガキ二人もどうすんだ!邪魔でしょうがねーだろうが!てめーが一生世話する気か!?」
「すいません!でも一日くらい大丈夫でしょ?今日はみんな暇だし。きっと私のカレー食べたら満足して帰るって!」
そうだよ!奴らの目当てはカレーだ!そのカレーを食べさえすれば満足して普通に帰る!
・・・・はずだった。