銀魂夢小説

□ヤンキー+捨てられた子犬=胸キュン
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もしかして真選組の仕事らしい仕事の話ってこれが初めて!?
てなわけで、今日は幕府のお偉いさんの警備に来ています。

沖田「くかーZZZ・・・」

・・・サボリ魔総悟と。



ヤンキー+捨てられた子犬=胸キュン



「ちょっと総悟ー。門の前なんかで寝るなー。おーい。ぶった斬っていいかー」

沖田「うるせェなァ。こんな退屈な仕事やってられるかよ。すず一人で十分だろ」

「一応お偉いさんだからね。女一人じゃ文句言われるんでしょ」

沖田「・・・・・・」




『所詮私は女だから』





沖田「一回その辺の奴でも斬って、すずの強さ見せつけたらどうでさァ」
 
「お前バカだろ。本当のバカだろ。じゃあお前斬るわ」

沖田「だいたいお偉いさんの自意識過剰なんでさァ。自分は狙われてます、偉いんですアピールでさァ」

「それはあるだろうね。・・・まあ私たちは幕府の犬なんだから。お偉いさんの命令に背くわけにはいかないでしょ」

沖田「あーあ、かったりーや。どうせ何も無いだろうし帰っちまおう」

「帰るならあんた一人で帰りな。そのかわり近藤さんにしっかり報告・・・っておーい!本当に帰るか普通!!」

沖田「あとは頼みましたぜィ、七番隊長」


あの野郎・・・!本当に帰りやがった!
確かに門の前に立たされるだけの退屈な任務だけど!

だいたい近藤さんが甘やかすからああやってサボるんだよ。土方さんもナメられてるしなあ・・・。

どうしたもんか・・・。


「おい」

「ぶつぶつ・・・」

「真選組!」

「はっ!・・・あ、加瀬様ではありませんか。どうかされましたか?」


この加瀬という男が今日の警備対象。幕府のだいぶ上の方の人の息子だかで、いわゆるチャランポラン。
茶髪、ピアス、きつい香水の匂い。

私の一番嫌いなタイプだ。


加瀬「もう一人のちっこいガキがいないようだが?」

とてもサボって帰ったとは言えない・・・;

「別の緊急な任務が入ってしまいまして・・・」

加瀬「僕の警備はお嬢ちゃん一人ってわけか」

「申し訳ありません」

お嬢ちゃんって・・・。


加瀬「まあいい。その方が好都合だ。入りたまえ」

「・・・?はあ・・・」
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