岸辺

軽い小話置き場です^^

しばらく暇がないのでここで更新がおおくなるかと思いまする★
◆もうすぐ 

政「そろそろValentine's dayだなぁ」

幸「ばれ? なんにございますか?」

政「バレンタインデー。好きな男に女が菓子をってかチョコレートを贈る日だよ」

幸村「??? 余計にわからぬ」

政「そう言うと思ったぜ。で、なんでそんなこと言い出したと思う?」

幸「? わかりかねますが……(嫌な予感」

政「つまり俺はお前が欲しいんだよ!!(ガバリッ」

幸「なっ、ちょっ!?」

政「大丈夫だ! 俺のテクでheavenにいかせてやるからな!!(ハァハァ」

幸「れ、烈火ぁぁぁあああああああ!!!!!!!」

政「ぐはぅぁあああ!!!!!!」




佐「竜の旦那も手順踏めばいいのにねぇ」

小十「あの方は思い立ったら吉日の方だからな……」

佐「まぁ慰めてやんなよ。俺様は旦那をおさめておくから」

小十「そうしてくれ」

佐「ほんと保護者は辛いねぇ〜」

小十「全くだ」



うん、終わっとけwwww

2015/02/10(Tue) 18:41  コメント(0)

◆あなたに合わせましょう? 


「あちぃ……」


 ぽそりとそう政宗はつぶやく。その手にはソーダアイスとうちわ。更に近くには扇風機まである。

 本当ならばエアコンを使いたいとこだが使えない理由があった。


「政宗殿! 汗拭きのタオルでござるぞ!」

「oh,thank you」


 そう、エアコンを使えない理由。それはこの目の前で笑顔で平然としている青年、幸村はエアコンが大の苦手であるためあった。

 もらった汗をタオルで拭くものの、次から次へと汗はでてくる。そういえば今日は最高気温更新だのテレビで報じられていた。


 完全にへばっている政宗に反して幸村は逆に元気だった。

 赤いタンクトップ、首にかけてあるタオル。手にはさっきまで食べていたアイスの棒のみ。


 全く元気なものだと思う。だが嫌な気はしない。

 元気にこうしてのびのびしている彼を、恋人を見ていることが自分にとって何よりの至福なのだから。

 だが、こちらが合わせているのだからやはり料金をちょっとくらいもらってもいいかもしれない。

 政宗の口の端が上がった。



「おい、幸村」


「ん? なんでござわぁあぁ!?」



 どすん、と大きな音がする。政宗が彼の腕を引いて、倒したのだ。


 そして、今。


 政宗は幸村に覆いかぶさっていた。



「幸村」


 男とは思えないほど艶やかな髪がはらはらと垂れていく。政宗は彼が生唾を飲んだのをはっきり感じ取った。



「どうせ暑いんだ。それならアンタの熱で溶かされたい」


「あ、うぅ……」



 この程度の口説き文句など何度も聞いているだろうに、彼は変わらずこうして顔や耳を赤くしてくれる。

 それがまたならなく政宗は好きだった。



「Are you ready?」


「は、い……」




 そっと互いの唇が触れる。

 今日は昼と夜が逆になりそうだな、などと政宗は心の中で笑った。




2013/08/05(Mon) 22:29  コメント(0)

◆暑き日の前に 


 庭の池の鯉が飛び跳ねる。
「ぬぉぉおぉおおお!」
 その脇で、両の手に槍を携え唸りと共に振るう者が一人。
「han! そんなの当たりゃしねぇぜ!」
 と、それをよける隻眼の者がもう一人。
「はーい、二人ともそこまで」「政宗様、昼食の用意が整いました」
 そんな二人を迷彩柄の忍服を着た男と強面の男が呼ぶ。
 二人は構えていた武器を下ろすと、表情を明るくして顔を見合わせた。
「それじゃ、続きはまた次にして飯でも食うか、幸村」
「はい! あ、それから食後に政宗殿の団子が食べたいでござる!」
「OK、じゃあまた用意してやるよ」
 和気あいあいとしながら二人は歩く。
 時は戦国。同盟関係に武田と伊達がなり、それまで宿敵であった真田幸村と伊達政宗は恋仲となった。
 そして、今日は逢瀬に幸村が政宗のいる米倉城に着ていた。




なんとなく書いたけど最後まで書けるんかな?←
一応夏手前の二人を書くつもりなんで、まあよろしければしばらく待ってやってくださいな★

2011/06/28(Tue) 05:57  コメント(0)

◆聖夜 

 ふぅと息を手に吹きかける。
「政宗殿……まだだろうか……」
 イルミネーションの光に彩られた街路樹の下で幸村は一人待っていた。
 雑踏の中ぼんやりと空を見上げる。
 政宗とは付き合いだして三カ月。まだその関係は浅い。
 元々彼は上級生であり、幸村とは全く接点はないはずだった。だが、血こそつながっていないものの、兄弟のように一緒に育ってきた佐助を通して知り合うことができた。
 優等生タイプの自分と自由に生きる彼。全く違うタイプの二人だがしかし、出会いその一カ月後には付き合うまでとなっていた。
 そして、今日は聖夜。
 恋人たちの時間。
 そう思った途端、顔に熱が集中する。
 あんな秀才、むしろ天才ともいえる人の横に自分がいられる。愛を囁いてもらえる。
 それがいかに幸福か、こういう時想う。
 そして、この幸福を続けさせるために今日は必死に準備をしてきた。
 無意識に袋を握り締める。
「幸村!」
 後ろから低く通りのよい声が己の名を呼ぶ。
 何も考えることもなく、幸村は声のする方へ走りだした。
「政宗殿!」
 少々ぶきっちょな手作りのマフラーが袋の中で揺れた。

2011/01/05(Wed) 23:56  コメント(0)

◆初めに 


政「で、最初にやるのが会話文とは芸がねぇなぁ」

幸「ま、政宗殿、そうおっしゃらずに;」

政「まぁ俺はお前の顔みれりゃそれでいいがな(見詰め」

幸「ま、政宗殿……」


小十「…………ゴホン」

政・幸「!?」

佐助「別にいちゃつくなとは言わないけどねぇ〜(ハハッ」

政・幸「い、いつから!!!??」

小十・佐助「最初から」

政・幸「…………」

佐助「あ、そうそう自己紹介遅れましたぁ〜。俺たち『手折り華』で出演した四人です(ニコッ」

小十「どうせこのサイトで始まりやるなら好評あったシリーズの人間にしゃべらせようってことらしいぜ」

佐助「そそ。まぁ相変わらず手がかかって困ってるけど」

幸「さ、佐助! お前はしゃべりすぎだ!!」

佐助「え、だってほら、俺人気高かったし?」

政「……この猿が(ボソッ」

小十「政宗さま」

政「All right. わかってる。幸村説明戻るぜ?」

幸「あ、はい!」

政「まぁ管理人はしばらく小説から離れていたからここでリハビリがしたいんだとよ」

幸「こういった会話文や思いつきの短編が主になるそうでする」

佐助「ま、ホントもう年単位で書いてないもんねぇ〜」

小十「ったく、なっちゃいねぇ」

幸「まぁそれだけ忙しかったということでございましょう」

政「お前は相変わらず許容力あるな。さぼりって言やいいのに」

幸「え、あの、それは……」

政「だが、そういうとこ好きだぜ?」

幸「ま、政宗殿……」


佐助「また夢の中入っちゃったよ。あの二人」

小十「まぁあれだけあったんだから仕方ねぇだろう。今は許してやれ」

佐助「……右目の旦那も甘いねぇ」

小十「お前も言えた義理じゃねぇだろうが」

佐助「ま、そりゃそうだ♪ じゃあ、お開きにして帰りますか」

小十「ああ」

佐助「あ、茶菓子でも食ってく?」

小十「いいな。ただ安い茶屋はお断りだぜ」

佐助「はいはい」







ということで皆様よろしく^^

2010/12/20(Mon) 12:30  コメント(0)

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