親子シリーズ
□あそびましょ!
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バンっ!_____
『マルコーーーーーー』
食堂に少女の大きな声が響く
「なんだよぃ」
『あーそーぼ!』
「他と遊べよぃ」
『だって、みんなマルコと遊べってゆーんだもん』
「誰だよぃ、いったやつ」
『みんな!』
その瞬間、食堂にいたクルーはバッと目線を外した
「はぁ…、エースと遊べば良いだろうがよぃ」
『えぇーーーーーー!
やだもーん!』
「なんでだよぃ?」
『だってさー、パパうるさいんだもん!
あれはダメ!これもダメ!なにしてもダメ!ってゆーんだよ』
「それは、リオを心配してんだよぃ」
『ぬぇーー、うそだね!』
「嘘じゃねーよぃ、ほれ」
「リオーーーーーーーーー!どこいったぁぁーーー」
『うげぇ!なんで、よぶのよ!』
「呼んでねーよぃ」
『マルコともう遊ばないもんねー
パイナップルおじいさんってよぶからね!』
「なんだよぃ、それ!
コラーー!待てよぃ」
『わーい♪鬼ごっこだぁ』
「おいー!なんで、マルコが追いかけてんだよ」
『パイナップルおじいさん!あははは!』
「待てよぃー!」
「走ったら、あぶねーだろ!
リオとーまーれー」
『やだもーん!』
「「待てーーーー(よぃ)」」
__30分後
「「ハァ、ハァ…」」
『もぉー、おしまい?』
「おしまいってもうユウガタじゃねーか」
「はら減ったよぃ」
「飯食って、風呂入って、寝るだけだな」
『お腹減ったぁ』
「食うか」
___その後
マルコとサッチの隣が良いと駄々をこねるので
エースはしょうがなく諦めた
(はぁ…、オレ嫌われたかな…?)
もう、ご飯を食べ終わる頃になった
「おーい?リオ?」
「寝そうだよぃ」
『んー…、パパ…』
テクテクとエースの元に歩いてく
「ん?どうした?パイナップルおじいさんにいじめられたか?」
「いじめてねーよぃ!」
『パパぁー、だっこ』
目を擦ってるのをみて、エースは納得した
「今日は、いっぱい走ったもんな」
「リオは、もうおねむか?」
「あぁ、寝かせてくるよ」
エースは部屋へ行った
「何だかんだ言って結局エースなんだよなー」
「大きくなったとき、大変だなぁ」
『うー…眠い…』
「早いなー、朝起きたらお風呂入ろうな」
『うん…おやすみなさい』
「おやすみ」
「寝たか…」
部屋から出ようとベットを立つと
腕を捕まれた
『ん…パパ…、だいすき』
「オレもだ…」
そのまま、エースはリオと寝ちゃいました