番外編
□きっかけは保健の授業
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「司・・・これから何をするつもりだ?」
ベッドに押し倒された箒は目の前に笑みを浮かべている司に聞く
これからの出来事の予想が簡単すぎて引きつった笑みしか出ない箒
「わかってるだろ・・・
今日の保健の授業聞いてたら我慢できなくなった」
司はそう言いながら自身の上着を脱ぎ捨てる
「・・・まだ風呂に入ってないんだが?」
「どうせ汗かくし・・・」
箒の上着を手慣れた手つきで取っていく
言っていることとは反対に箒は抵抗せず、司に身を任せているようだ
「夕飯の仕たっ、あっ!」
「今日は学食でいいだろ
・・・てか、箒も準備万端じゃねえか」
「あう・・・」
身体に腕を巻き付けながら司を恥ずかしそうに上目遣いで見る
その顔は火照っており、
瞳も少しばかり潤んでいる
男からすればなんとも本能を刺激する姿だろうか
そんな彼女の姿に司は笑みを浮かべた
「大人しく食べられろ、いただきます♪」
「あっ・・・ダメ!!」
そのまま大人な夜を過ごすお二人だった