01/07の日記

20:34
汚忍受け短文つづき
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前回の汚忍文の救済をしようとしたのですが・・あれ?

楓が出ます。すいません。鍋動画大好きなのでw


ああマゾじゃない。
だってもう見れないし
後ろでキスしてる二人を。


アルコールパーティに誘われた。
大して親しくもない奴からの誘いだったし未成年の飲酒はいけないって分かっていたけれど
そいつの言った「そんな暗い顔してないでおいでよ。絶対楽しいから。嫌な事なんか忘れちゃうって」の言葉に参加する事にした。

もう早くも帰りたいけど。
パーティーにはブロントも参加していた。女と一緒に。
そしてアルコールを配られる前に部屋の隅のソファに移動し女とキスを始めた。濃厚なやつを。
数秒息が止まった。
おれは素早く二人に背を向けてカクテルを作っているカウンターに向かった。
もう振り向けない。


恋人に裏切られたと思ったら次の瞬間(はオーバーか)には別の人を愛せるものなんだろうか。
裏切ったおれがこんな風に思うのはおこがましいけれど、でも、未練も感じない程気持ちを切り替えられるのか。
「楽しんでるー?」
目の前にジョッキビールが差し出された。
顔を上げるとパーティーに誘ってくれた男だった。
おれは「ああうん。」と適当な返事をしてビールを受け取る。
「飲んで忘れちゃえよ。」
おれがブロントと付き合ってたの知ってるのか。
苦い液体を一気に半分飲み干すと胃が熱くなった。
「俺は誘わなかったんだけど、誰かに聞いたみたいでさ。」
すまなそうに言う男におれは首を横に振る。
「誘ってくれてありがとうな。」
良い奴かもしれない。
ビールを飲み干し二人でカウンターへ向かった。

おれの記憶は大体そのあたりまで。


酷い頭痛に目を覚ますとまず知らない天井が目に入った。
・・どこ?
そして横を見ると知らない黒髪の男が寝ていた。
・・誰?
体を起こすと腰や関節が酷く軋んだ。
・・何で?
理由がすぐに思い当り頭を押さえると腕にはくっきりと指跡があった。
男は強引だった様だ。寝顔を見てる分にはそうは思えないけれども。
起こさない様ゆっくりとベットを降りる。男が目を覚ます前にここで出たかった。
シャワーを浴びたいのを我慢して服を身に着けていると「すみませんでした!」
男は目を覚ましてしまった。

男―楓は酒に酔いおれに乱暴をしてしまったとおれが無理矢理顔を上げさせるまでずっと土下座したままだった。
「ちょっと強引だったくらいだろ。おれ記憶無いし、気にしなくて良いから。」
いくら酔っていたとは言ってもおれ嫌だったらすげー抵抗するし。
おれの腕に痣があるくらいで楓に傷はない。て事は合意だったんだろう。
「気にします!」
「いや気にすんなって。」
「そういう訳にはいきません!」
うーん・・・あ・・。
「とりあえずシャワー貸してくれるか?」
後下着も。


ドラマでは数日で吹っ切って元彼とより戻してましたけど

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