nova★えもん
□序章 虐められっ子に明日はない!?
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西暦2000年と少し位。
僕、野比下のぶたはめでたく高校生になりました…
春から始まる学生生活に胸を踊らせていた僕を待ち受けていたもの…
それは甘酸っぱい恋でもクラスメイト達との青春でもなく…
「焼きそばパン買ってこいやのぶた!早く行かねぇとぶっ飛ばすだぁ!」
「あ、僕はメロンパンね?
断ったらタイタンに何されるか解らないぜ!?」
…クラスの番長剛野帝単(ごうのたいたん)と、腰巾着の骨乃脛充(こつのすねみつ)によるいじめだった。
いじめに遭う切っ掛けはほんの些細な事だった、入学式が終わりクラスに戻る時にタイタンに軽く肩がぶつかった
理由はそれだけ。
その日から1ヶ月今日に至るまで…色々といびられ、金銭を巻き上げられ…いつの間にかクラスからは孤立して…
既に僕の精神は限界まで追い詰められていた。