うたプリ
□妄想を現実にする時間
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「やっあ、…っ…だ、…だめっ」
いつも僕は大好きなおとやんを妄想でこんな風に犯していた。
___けれど
いまは紛れもない現実…僕の夢が叶った瞬間。
全て、おとやんが悪いんだよ?その可愛い容姿にキスしたら甘そうな唇に丸くて大きい綺麗な瞳。
僕を誘ってるようにしか見えない容姿と明るくて可愛い声
いつか…こんな風に君を抱きたいと思っていた、そして僕は告白するつもりでいた…
なのに_______
『俺?好きな人?うん、居るよ』
『…っ…そう、なんだ』
おとやんが、あんなこと言うから僕は…おとやんに好きな人がいるなら僕のこの想いは届かないの?
そう思ったらなんだか悔しくて
気づいたら…おとやんを押し倒していた。
『れ、れいちゃん?』
『ごめんね、おとやん…もう抑えられないんだ』
それから僕はおとやんを本当に犯している。"彼"が僕に抱かれる事を望んでいるのか分からないけれど…
今はそんなことどうでもよくて自分のこの抑え切れない衝動で精一杯なんだ…どうか、届いて?僕のこの想い
「…あっ…や…っあ…あ」
「好きだよっ…おとやん」
さっき以上にチカラを込めて力んで彼の弱い部分を突いていく。
「ああっん…れい、ちゃ…ど、して?」
そうやって涙目で見上げてくるなんて、何それ?僕を誘ってるの??本当に可愛いんだから________
「言わなきゃ分からない?」
“ううん”と首を横に振っていく音也それを見て微笑み
顔を近づけてキスをすると音也の目から我慢していた涙が零れていく。