テニプリ


□悪魔なオレと天使のアンタ
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「丸井せんぱぁーい、いいっしょ?」
「ダメだって言ってんだろぃ…」
「なんでスか?俺今日、誕生日なんスよ?」
「関係ねぇよ…」

そう言って先輩はポテチを貪り
漫画を読み耽る。
納得いかねーーーーー
俺はイライラして先輩を押し倒した。


「ッおい!赤也…!」
「誕生日にシないなんてないでしょ?」
「………お前はいっつもソレばっかだな…」
「じゃあ何スカ…ただ、ケーキ食って
プレゼントもらって終わりスか?
そんなんロマンを感じねーじゃねぇスか…」
「………お前はまだまだ子供ってことだな」
「たかが、1年の差じゃないスか…」


学年も年齢も一歳しか違わないのに
この余裕ぶった先輩の表情が嫌いだ。
俺だって、誰でもいい訳じゃねぇ
先輩に祝ってほしいんだ!
丸井先輩に祝ってもらって、そんで
身体重ねることができれば
それで満足なのに…
なんで、わかってくんねーんだよ……
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