『エゾホル飼育観察小屋』

レッサーパンダ、エゾホルのお部屋にようこそ☆
温泉と競馬の好きなメスです☆(・ω・)
流行りもどこ吹く風でテゾーロびいきのお話が多め。
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モキュ(*´ω`*)モキュ

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06/12(Wed) 22:19
貴方の居ない誕生日なんて・13
エゾホルスタイン

(※テゾにょたオリアーナ注意☆)

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クリスティーヌ「(……)…さぁ、ここまで来れば広間からは何も見えませんわ?」スッ…
ルッチ「ありがとうございましたクリスティーヌ様…」

クリス「…ιやっぱり行ってしまうのですね……」
ルッチ「…ええ…私はこのまま連れと城から脱出させて貰いま……」

クリス「……Σでもそうはいかないわ…!♪」バ!


ΣΣビリッ!!…

ルッチ「!……ι何を……?!」
クリス「ΣΣιきゃあぁーーッ!!」ビリビリッ…!ババッ…


自分でドレスを引き裂きながら悲鳴を上げるクリスティーヌ。きちんとセットされた髪も自らくしゃくしゃに…
ι遂に気でも触れたか…?いや、これは…


クリス「…『結婚』してもらえなくても『責任』は取って貰わなくちゃならないのよ…!♪」ダッ…


ルッチ「……!ι…しまった…」


……………………………………


オリアーナ「…ルッチは誓って無礼を働く様な人じゃないわ?可哀想に…早く牢から出してあげて下さる?☆」キッ!


人払いされた広間の片隅。
不機嫌そうに眉を潜めたオリアーナが国王を睨む…


国王「…ιしかしだな…オリアーナさん…」タジタジι

クリスティーヌ「?…ιお父様、こちらの方は……」
国王「ι///ルッチさんのお連れの方だ…ほら、最初は仮面を着けていただろう?……」

クリス「!……え!?(…こんな顔をしていたの…?ιV)」


ルッチと連れ立っていた時には大きなベネチアンマスクを着けていたが、今は輝く様な素顔を堂々と晒している。
長い髪(ウィッグだが)、澄んだアイスブルーの瞳はこちらの心を見透かす様で…


オリ「(……)…クリスティーヌさん…
ルッチに本当に乱暴されそうになったのですか…?☆」チャリ…☆


優雅に大きなソファで寛ぎながら、光輝く大粒のダイヤモンドを掌で玩ぶオリアーナ。まるで国王と王女よりもこの国の主の様な風格だ。
だが、そのダイヤモンドを見たクリスティーヌの顔色が変わる…


クリス「Σιえ!?…それはっ……!
国宝『白夜の雫』ではありませんかっ!!何故貴女がそれを…!」??ι

国王「……ιVあ…!!
…そ、それはだな……ιそのぉ〜…ちょっとしたプレゼントとしてっていうか…?///」ゲフゲフン!ι

クリス「…Σι#はァ!?…プレゼントって…!
Σ#あれは絶体私が引き継ぐべきダイヤなのよ!?どういう事なのー!?」ガァ!



オリ「(……)……あら…『予約済』のダイヤでしたのね♪
…ならお返ししますわ…?☆」ポーイ!


クリス「ΣιVぎゃあぁ!?危ないっ!…」…Σパシッ!
国王「Σιそんなッ!…お、オリアーナさんっ…!」ガーンι

クリス「…#ι何なのよ…この女ッ…!」ギロ

あっさりとダイヤを放り投げるオリアーナ。
そして、慌てて無様な格好でダイヤをキャッチするクリスティーヌ。ダイヤを突っ返された国王もショックを受けていて。2人とも王族とは思えぬみっともなさだ……


…いや、国宝って言われてもなぁ☆
あの程度の宝石…いやそれ以上のクラスもグラン・テゾーロには山の様にあるし〜…


オリ「ハァ……たかが『石ころ』1つで見苦しいわね…☆
それに、それは私は別に要らないって言ったのに、国王さまが無理矢理贈ってきたものよ……?☆」チラ…


クリス「ビキ#ι……何ですってェ…!
ちょっと…『貴方』一体何を考えているの……!?#」ゴゴゴ…
国王「ιVッ?!!…
ιお、落ち着きなさいっ!クリスティーヌ…!」アワワ…ι


オリ「(!……段々化けの皮が剥がれてきたな…良いぞ良いぞ…☆♪)」ワクワク♪









続くよ☆

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