○o沖神○o

□風邪気味→看病
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「神楽ちゃん頭上げて、氷枕持ってきたから」
「新八、お前中々気が利くアルな」
「病人は大人しく寝てて下さいね、僕は今日お通ちゃんのライブがあるからもうすぐ出てくけど………」

お通ちゃんとかライブとか適当な言葉を並べる新八。
銀ちゃんは銀ちゃんで、今日はパチンコの大当りの予感がするとか行ってさっき出掛けていった。
…………2人とも、分かり易すぎる。

「じゃあ、沖田さんに宜しくね」
「任せとくアル」

そのまま、そそくさと家を出ていった新八を目で見送った。
………わざわざ出ていくことないのに。

いくら沖田が見舞いに来るからと行って、ここまで2人っきりにさせる必要なんて無い。
むしろ、誰かいた方が助かるとか思う位なのに、気を効かせたつもりなのか、2人とも出ていってしまった。

「………2人とも、行っちゃったアル…」

わかってる、沖田には仕事がある。
時間を割いてまで、会いに来てはくれない。
来てくれたとしても、ほんの数時間だろう。

………アイツがいない間、この寂しさはどうやって紛らわせれば良いアルか。
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