ハロウィン

□イチゴ味
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「黄瀬、トリック オア トリート。」

「うぇ!!すみませんッス、お菓子
持ってないッス…。」

「じゃぁイタズラ決定な。」

「嫌ッス!!!」

「じゃぁ菓子くれ。」


ヒョィと手を差し出してきた先輩
その仕草が凄く可愛いッス!!


「うぅ…。


っあ!!!!!」


そういえば昨日、黒子っちから
飴貰ったんだ!!!


「笠松先輩、はいッス。」

「んだよ、何でもってんだよ…。」


シュンとへたれる先輩


「昨日、食べようと思って入れてたの
すっかり忘れてたんスよ。」

「ふ〜ん…。」


がさがさと飴の袋を開き
口に投げ込む


「あまい。
イチゴ味…。」

「嫌いッスか?」

「別に嫌いじゃねぇよ。」


口に入れた飴をコロンと
口の中で転がす

ジィーと笠松先輩を見る
俺も食べたくなってきた…


「笠松先輩、俺にも
その飴、味見させてください。」

「はっ?」


ぺろっ


「んっ//////!!!!!!!」

「あまいッスね。」

「お前は何やってんだよ!!!!!」

「何って、味見スよ。」


ドカッ


「痛っ!!」

「馬鹿!! 阿呆!!」


真っ赤になっている笠松先輩
マジで可愛いッス!!!!!


「黄瀬、お前はイタズラ決定な!!!!!!!!!」

「うぇぇぇ!!!!!」

「小堀と森山と早川にも手伝ってもらう!!」


それって俺以外のレギュラーじゃないッスか!?


「今日の練習、生きて帰れると思うなよ。」

「笠松先輩、それだけは勘弁ッス!!」


というか、それってイタズラじゃ
ないッスよね!?


「5倍だけじゃ無いだけマシと思えよ。」

「…うす。」


3倍でもツラい練習、5倍とか
マジで死ぬ
やっぱ、笠松先輩って俺に甘いッスね




「笠松先輩ー!!大好きッス!!!!!!!!」

「んな/////!!!!!
そんなこと言っても練習量は減らさねぇからな!!」












あれっ…
まんまりハロウィン関係無い…



.

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