HIT小説

□これが俺なりの愛情表現
1ページ/2ページ



俺は花宮の顔に傷をつくる
俺だけがやっていい
他の奴にはさせやしない

花宮は俺のものだ…





「あれっ花宮、また傷増えてない?」

「気のせいだ…。」

「そうか。」


多分、瀬戸は気付いてる
俺が何をされているか…
でもなぜ深く関わらないのは木吉の怖さを知っているからだろう…




「花宮は可愛いなぁ…。」


本当に可愛い
可愛くてしょうがない


ドクンッ


「木吉、てめぇ少しは人目を気にしろ馬鹿!!!」

「ん?駄目なのか?」

「当たり前だ!!学校の奴等を騙すのも限界ってのがあんだよ馬鹿!!!」

「じゃぁ、見えないところならいいよな。」


俺は花宮の服を捲った
花宮の綺麗な肌が見える
白くて程よくついた肉が凄く

傷付けたい



カチカチとカッターを出す


「悪趣味。」

「ははっ、何とでも言え。」


ぷつ…

腹にカッターがささる


「っ!!テメェ…。」

「どうした花宮?」



あぁー
その歪んだ顔も
痛いのを我慢した顔も
全部可愛い


「こんな事されてお前と付き合えるなんて俺くらいだろ。」

「ははっ、そうだな。
これが俺なりの愛情表現だ。」

「ふはっ、狂ってやがる。」




狂ってていい
花宮が近くにいるなら
隣にいてくれるなら

世界だって壊してみせる


俺にとって花宮が一番なんだ
それ以外はどうだっていい…




これが俺なりの愛情表現


花宮、愛してる







次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ