03/16の日記
12:57
冷たい水
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パシャン、
冷たい水が体を包む
泣きたくなるほど息苦しくて、
吐きそうになるほど水を飲んで
何もわからないほど頭はぼうっとする。
薬を飲んでいないと持たない心情に
呆れつつ安堵する自分がいる。
薬が切れれば
感情は大暴れするし、凶器を持って自分に向ける。
痛みがやってしまったことへの罪悪感に似ていて、誰に向かうこともなく「ごめんなさい」とあやまり続けて
知らない記憶までが頭の中を蹂躙する。
周りの「しっかりしなさい」という言葉にどうしようもなく”理解されない”のだと思い知らされて愛想笑いすらひきつってしまう。
私は弱くない、私はできる、私は頑張ってる。
そんな言葉たちを浴びせられてそんなことないって。
人の言葉が氷の刃のように心に突き刺さる。
人の目線が冷水のように頭からぶっかけられる。
痛いんだ、痛いんだよ。
何が正解とか、それももうわからなくなってしまって。
気づけばイラストを描くことに逃げている。
この小さな画面の中に逃げ込んでいる。
冷たい水は心を圧迫させるから。
冷たい。痛いよ、痛い。
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