□総括:後半
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■キャラクター総括:【ホーリードラモン】


<基本設定>

四大竜の一角にして聖徒“アポカリプス・チャイルド”を束ねる王。本編の本当の黒幕な腹黒ドラゴン。

性格は一見穏やかだが、裏でベリアルヴァンデモンを手駒としてこき使い、サタンの復活による世界の破壊と新生を目論む狂王。心の内は計り知れず、悪い意味でどこかの女帝陛下といい勝負。
ベリアルヴァンデモンとのラストバトルでは最後にトドメだけを掻っ攫うという暴挙に出る。

キャラクターイメージは劇中でヒナタが言った「教祖様」。


<プレストーリー>

元々は高位の天使たちと出自を同じくするものの、組織には属さず、いかなる勢力にも肩入れしないというスタンスをとっていた。ロイヤルナイツでいうところのアルファモンに近い立場だが、より組織からは遠い位置にいる。

ルーチェモンを巡る戦いには一切の不介入を貫いていたが、ルーチェモンが十闘士に討たれた後、ルーチェモンの側について戦った天使や聖獣デジモンたちの生き残りをまとめあげ、アポカリプス・チャイルドを結成する。
表向きの目的はデジタルワールドの秩序を乱す七大魔王やそれに類するデジモンの討伐だが、その最終目的は“七大魔王”という楔に封印された“サタン”の復活と、それによるデジタルワールドそのもののリセット。

ちなみに「オファニモン・リリスモン・ホーリードラモンは一つのデジタマから生まれた三つ子」という設定を考えたこともあったが、いろいろややこしいので止めた。完全に没になったというわけでもなかったりするけれども。


<独自設定>

基本は公式基準だが、技に関しては割と好き勝手に設定をいじりまわしている。
特に“ハーミットフォッグ”は具体的な効果の記述が見当たらなかったのをいいことに、「冷たい霧で敵を氷漬けにする」技とし、劇中でベルゼブモンの封印に用いている。
また“アポカリプス”も劇中ではベリアルの拘束に用いている。落雷で檻なんて作れるわけねーだろって突っ込みが入りそうだが、アニメにおける電気技を見るに、デジモンたちは純粋に放電だけで攻撃を行っているわけではなさそうなので。現実でいうところのガスやワイヤーを用いるスタンガンのように、まずは電気の通り道あるいは目印として、形だけ電気っぽいエネルギーやガス状の物質を発射し、そこに電気を流している。みたいな感じで。

ちなみにデザインについて、見た目は公式そのままだが、実は大きさはひそかにエルドラディモン並みであるとしていたりする。02ではセラフィモンと大差なかったが、どうにも小さすぎて威厳がない気がしたので勝手にでかくしてみた。


<アポカリプス・チャイルド>

三大天使が率いた“天使の隊列”を三大天使の死後にホーリードラモンが再編成した軍勢。七大魔王の討伐とそれによる世界の浄化を至上目的とする。
元“天使の隊列”のすべてがアポカリプス・チャイルドに移ったわけではなく、あくまでルーチェモン側についていた勢力が中心。劇中に登場しなかった大天使二人は実は三大天使側である。
元々“天使の隊列”はルーチェモンが率いた軍勢であり、その思想に共感するものは多く、ルーチェモンと十闘士の戦いの折りに三大天使が十闘士側へついたことで完全に分裂する。
三大天使側についた天使たちの中にはゼブルナイツを支持するようなものもいるのである。


>>キャラクター総括:【ホーリードラモン】その2
>>総括:【後書き】
 

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