□総括:後半
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■キャラクター総括:【ワイズモン】


<基本設定>

第七夜から登場の賢者。リリスモンの相談役を自称する博識な暇人仲間。無駄に細々とこんがらがった設定を整理するために投入された解説キャラポジションである。

性格は極めてマイペースな研究者肌。知的好奇心だけが行動原理のため、ある意味で裏表がない。頭はいいが感覚は大分ズレている。

キャラクターイメージは「浮世離れした天才学者」。というかまあ、ほとんどクロスウォーズそのままである。


<プレストーリー>

リリスモンの相談役兼遊び相手の一人として本編開始以前からアポカリプス・チャイルドに関していろいろと調べ回っていた。リリスモンがいろいろ知っていたのも情報源はワイズモンである。
本編ではベヒーモスに仕込まれていた魔術書を媒介に登場しているが、本人の意向ではなくリリスモンが勝手にやっていたことを折角だからと利用しただけである。

また、情報収集に関しては彼の四人の弟子的立ち位置のデジモンが行っており、本人があちこち飛び回っているわけではない。本人は女帝陛下と同レベルの出無精な引きこもりである。


<独自設定>

基本は公式そのまま。むしろキャラクター自体ができたのはクロスウォーズの前だったので、デザインだけを言えばアニメよりも公式設定に近いかもしれない。
劇中では常に書物に投影されたホログラムの姿で現れ、本体は一度も登場しないどころか所在すら明かされていない。

公式ではワイズモンの本体は別の次元に存在するとされているが、本作では裏設定としてその別次元を「ウィッチェルニー」であるとしている。
魔術師系デジモンは皆ウィッチェルニーからやって来たとされるが、本作のワイズモンはいまだウィッチェルニーを拠点としたまま、通信のための中継端末だけをデジタルワールドに寄越した状態である。


<ウィッチモン>

リリスモンの項目で触れた“もう一人の娘”だが実はワイズモンの弟子的なものでもあり、またワイズモンの交信魔術の中継点でもある。
ウィッチモンに限らず、ウィッチェルニー出身のほぼすべての魔術師デジモンがワイズモンによってアンテナ代わりに利用されており、端的に言えばウィッチェルニー系のデジモンがいる小世界にのみワイズモンはアクセスができる。
しかしウィッチモン等、ワイズモンに近しいデジモンしかアンテナにされていることは知らず、大半は勝手にこっそり利用されているだけである。

ちなみにウィッチェルニー出身のデジモンでなくとも、ウィッチェルニー系の魔術コードを組み込むことで簡易的なアンテナにすることができる。実は本編ではベヒーモスに施された防壁魔術がこれに当たり、防御と通信の二つの役目があったのだったりする。

また、彼女のスタンス的には圧倒的に「リリスモン>ワイズモン」であり、基本的には女帝陛下の命でのみ動いている。
リリスモンには従順だがワイズモンの頼み事には「えー、めんどくさっ」ぐらいの態度。完全になめられているが、ワイズモン本人はあまり気にしていない。


>>キャラクター総括:【ダークドラモン】
 

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