□総括:後半
2ページ/10ページ

■キャラクター総括:【レイヴモン】


<基本設定>

第四夜よりヒナタ一行に加わった縁の下の忍者。たまにいるのかいないのかわからないほど影が薄くなるが忍者なので仕方がない。でも目立たないだけで役目はきっちりこなす仕事人。

性格はクソ真面目。一人称が「某」の武士で忍者な鳥さん。使命のために感情を殺しているだけで本来は中々に情に脆い熱血な人。劇中ではそんなに感情を殺しきれてもいなかったけれども。
周りが無茶な奴だらけなのでヒナタにはひそかに気に入られている。本人もインプモンや選ばれし子供に次いでヒナタに好意的。

キャラクターイメージはそのまま「忠義の忍」である。


<プレストーリー>

出身はリリスモンのお膝元にある小さな村。第三夜にてヒナタとインプモンが立ち寄ったゴツモンたちの村である。
幼少の頃に村を襲った野良ベヒーモスに轢き殺されかけるも、偶然村に立ち寄ったベルゼブモンに命を救われる。彼の村自体がリリスモンの威光によって守られていたこともあり、魔王を無条件に悪とするアポカリプス・チャイルドの思想に疑問を抱くようになる。
同じ思想を持つ親友のミラージュガオガモンとともに村を立ち、旅をする中で出会ったダークドラモンとゼブルナイツを結成する。
ゼブルナイツの創立メンバーの一人だが、ダークドラモンを始めとする一部の幹部を除いてはその存在すら伏せられていた特殊工作員。インプモンの正体を探るため、その所在を掴むためにリリスモンに助力を求め、リリスモンの招待を受けたヒナタとインプモンに出会う。

ちなみにベルゼブモンにベヒーモスから助けられた際は成長期のファルコモン、村を出た際は成熟期のペックモン、旅の途中に完全体のヤタガラモンへの進化を経て、ダークドラモンと出会った頃には既に究極体のレイヴモンである。

また、旅立つ前に一度、とあるデジモンに弟子入りをしていた時期がある。成長期の頃までは一人称は「僕」だったが、その師匠の影響で次第に今のキャラになったらしい。


<独自設定>

基本的なデザインと能力は公式基準。しかし本作では公式設定にある「黒い翼で姿を隠す」を拡大解釈し「高精度のステルス能力」としている。黒い翼で覆い隠した箇所を中心に周囲のテクスチャに同化する光学迷彩だが、更にデジソウルの波長を操作することでデジコア同士の共鳴による感知も無効化することができる。どちらも移動や攻撃が制限され、必殺技や高速飛行等の大きなエネルギー・データの出力を行うとステルスが解除されるという弱点がある。
また、どちらか一方だけをオフにし、制限を緩和した簡易ステルスを行うこともできる。戦闘に用いる場合は基本的に後者。逃げるならともかく、敵に向かっていくなら「無差別に広範囲攻撃を仕掛ける」というシンプルな方法で対処されてしまうため、実は戦闘では奇襲程度にしか使えないのである。


<ゴツモン&パンプモン>

レイヴモンの出生地である小さな村の住人。ヒナタに主人公の証・ゴーグルを授与したゴツモンと新しい服を仕立てたパンプモン。【ヒナタ】の項目で二番目の衣装が「渋谷系」となっているのは勿論この二人から貰ったものだからである。
実はこの二人はレイヴモン・ミラージュガオガモンとは友人関係にあり、レイヴモンたちは村を出る際に彼らのことも誘っていた。しかし争いを好まない彼らはその誘いを断り、村に留まったのである。

レイヴモンの愛刀“鳥王丸”はブラックセラフィモン戦で氷浸けのベルゼブモンを護るために砕かれ、劇中ではベリアルヴァンデモン戦までそのままだったが、ゼブブナイツ結成後、アポカリプス・チャイルドとの決戦に備えて打ち直されている。その刀鍛冶こそが実はゴツモンであり、これをきっかけに二人はゼブブナイツに加わった、という裏設定がある。
二人の中でどのような葛藤と心変わりがあったかはまた別の話ということで。

ゼブブナイツ加入後はゴツモンは鍛冶と大工、パンプモンは裁縫と料理で裏方として活躍するも、ゴツモンに関してはひそかに完全体進化の構想もあったりした。


>>キャラクター総括:【ミラージュガオガモン】
 

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ