□第八夜 金色のアポカリプス
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<後書き>


どうも、よんです。

本編終わりましたが第八夜の後書きでございます。


■金色のアポカリプス

アポカリプスは「天啓」。平たく言うなら「神様のお言葉」でしょうか。
過去最長のページ数となりましたこの「金色のアポカリプス」は、第七夜の後書きでもちょろっと触れていたのですが……とにかく反省しなければならない章でございました。
というのも、書き始めたのが9月なのに、書き終わったのが翌年4月という……実に七ヶ月弱もの時間がかかってしまいました。
更新履歴を見ていただければどれだけスローペースだったかよくわかると思います。
そうなってしまった理由はやはり「プロットをしっかり組んでいなかった」というところが大きかったでしょうか。実はこの章、書いたはいいものの没になったページが結構あったりもします。書いた後で「これじゃ次に話が繋げ辛い」とか「次のシーンに行く前に出しとかなきゃいけない情報がまだあった」だとか、何事も無計画に進めてはいけないということですね。
本当に深く反省しております。


■ワイズモンinベヒーモス

そんな第八夜の初っ端に登場の新キャラ。出無精で城からまんじりとも動かないリリス様に代わる、博識な解説キャラポジションとしての投入でございます。第八夜の前半はほぼ彼のターン。
実はこいつも以前お話しした別作からのお越しでございます。まあ、向こうでは本当にちょい役だったのですが。
キャラ的にはまんまクロウォのワイズモンがベース。しかしアニメよりも若干ドライというか、ヒナタたちとの関係は言ってしまえば「利害の一致」でしかなかったり。

そして彼の登場方法である「ベヒーモスの座席下の収納にいた」なのですが……ベヒーモスが本当にそんな構造なのかはまあさておいて、実は当初の構想はまったくの別。本を持って来させるために更なる新キャラを投入する予定でした。
新キャラの第一候補は「ウィッチモン」。他にも「ウィザーモン」「ソーサリモン」辺りが候補に上がっておりました。結局「キャラが増えすぎると処理できない」という理由で断念したのですが、ウィッチモンはちょっと惜しかったなあという気もしていたり。
まあ、出したら出したで次回登場の誰かとキャラやポジションが被ってしまう気もするので、やはりこれがベストだったのかもしれませんが。


■ヒナタとインプモン

ようやく主役らしくなってきた、ものの……今回は完全に会話だけの二人です。
まあ、いろいろと伏線らしきものも張ってあったりするのですが、そちらは次回以降、明らかになってからということで。

ちなみにレイヴモンの影がすごく薄いですが、邪魔が入らないよう見張りをしているとでも解釈してあげてくださいませ。ちゃんといるよ!


■ベルゼブモン

今回インプモンが語ったベルゼブモンvsアポカリプス・チャイルドのお話。「-NiGHTMARE-」のプロローグです。ようやく日の目を見ました。
番外編の前日談として「第零夜」的な話をしようかとも思っていたのですが、いろいろ考えているうちに一章まるまる使うほどでもないなと、結局インプモンの短い回想だけになりました。
まあ、かい摘まむと「突然襲われた」ってだけの話ですしね。


■七大魔王

折り返し地点まで来てようやく語られ始めた戦いの全容。今回はまだ半分ですが。
「-NiGHTMARE-」に置いて、七大魔王をはじめとする偉い奴らはみんな、劇中でワイズモンが語った通り世界を守っている方々なのでございます。
詳しいところは劇中でもまだ途中なので次回ということで。


■四聖獣その他

ついでに名前が出た方々。
ついでなので本作での設定をちょっと語ってみようかなと思います。

基本的にそれぞれの勢力は世界を護るために存在している、ので、それぞれの総力は割と均衡していたりします。
つまりはそれぞれの勢力にほぼ同じだけの力が与えられ、それを構成員で分割している、みたいな。要は単純に数が少ないほど個々は強い感じで。
以下それぞれの勢力の本作での強さランキング。括弧内は残り人数です。

四聖獣(4/4)>七大魔王(3/7)>三大天使(0/3)>十闘士(0/10)>オリンポス十二神(12/12)>ロイヤルナイツ(0/13)

いろいろ文句が出そうですが本作ではこんな設定です。三大天使だけは「三大天使は勢力の代表で勢力自体は天使九階級の“九”」で設定的に一番しっくりくる七と十の間にこじつけております。
ちなみに四大竜は意図的にスルーしております。
本当はその辺りも含めて各勢力の本作中での設定もご紹介したかったのですが、余りにも長すぎるのでカットしました。まあ、機会があればということで。


と、いうところで今回は後書き2ページ目に続いてみたりします。もういいという方は飛ばしてやってくださいませ。
 
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