□第十三夜 翡玉のヘスペラス
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<後書き>

どうも、よんです。

いよいよクライマックス間近な第十三夜の後書きでございます。
今回は再び2ページ構成です。


■翡玉のヘスペラス

「ヘスペラス」は「宵の明星」。黄昏の空に何よりもまばゆく輝く一番星。「翡玉」はそのまま「翡翠の宝石」みたいなことですが、「翡翠」はそもそもは鳥の名前だったりします。漢字二文字の生き物の名前にはよくありますが、一文字目の「翡」が雄を指し、二文字目の「翠」は雌を指します。
元々は「翡翠の〜」というサブタイで一夜にまとめるつもりでしたが、プロットを組んでるうちに思ったより長くなってしまい、途中で次回との前後編に分けた次第でございます。
今回のサブタイが何を意味するかは次回と合わせて本編をご覧くださいませ、ということで。


■vsメルキューレモン前編

13-1「傀儡の英雄」はつまりは「騙されていた選ばれし子供たち」みたいな。具体的にはこれ以上はまだノーコメントで。
肝心の内容はまあ、言うまでもなく完全にラーナモンのターン。ヒロインの座を奪い取らんばかりに大暴れしております。劇中でメルキューレモンにも突っ込まれた悪人面のイカ姉さんは実はよんは結構好きだったりします。主にドリルとかが。
更新が遅れに遅れている登場デジモン紹介のイメージイラストでは、どれだけオリジナルのイメージを崩さずにイカ姉さんを美化できるかが今の課題でございます。無理難題は百も承知さ!駄目だったっぽかったら見なかったことにしてあげてください。


■vsメルキューレモン(?)後編

13-2「義戦の英雄」はそんなわけでの第二戦。今度はパーティで大暴れ。最初は「英雄の証明」というサブタイでしたが、他と合わせるためにアップ直前になって変更しました。内容書いてさあアップするぞって段階にサブタイで迷うのは割とよくあることでした。

ちなみに劇中のメルキューレモン暴走形態のビジュアルはセフィロトモンの戦闘形態そのままです。セフィロトモンの中でセフィロトモンというのもおかしな話なのではっきりそうとは書きませんでしたが。劇中の設定的にはセフィロトモンの力を使おうとしたメルキューレモン、みたいな。しかし能力的にはただの力馬鹿。鋼の闘士の力を十全に使えていない、どころか、持て余した末の暴走形態的な感じで。
今回はちょっと違いますが、「-NiGHTMARE-」的には「ビーストスピリットは制御に難があり、フルパワーでの使用には時間制限がある」みたいな裏設定もあったりします。


■カイザーレオモン@フラグなど立っていない!

ついでにその最後のビースト、遅れてきたライオンちゃんはよく考えたら初めてのまともな活躍でした。
劇中で「雷」と描写した初撃は必殺技の「シュヴァルツ・ドンナー」。アニメではエネルギー弾的な感じでしたが、「ドンナー」は雷の神の名前で設定的にも雷とあるのでそんなビジュアルに描写いたしました。今更ながらアニメは華麗にスルーしております。


■レイヴモン@なんだかんだでレギュラーな忍者

そんなわけでライオンちゃんとともに舞い戻ってきた忍者。彼らの共通のフレンドであるミラージュさんの安否は現状は不明ということで。その話を差し込む隙間が展開的になかったんですよね。

ちなみに劇中でもちょろっと触れましたが、刀はブラックセラフィモン戦で砕かれたままでございます。一応、必殺技は爪と羽があれば使えるわけですが……やっぱり「天之尾羽張」のが必殺技っぽいですよね。こいつに限らずインプモンとか、他にも明らかに得意技のが強そうな奴っていたりしますよね。


■選ばれし子供・人間ver

というわけでの一応全員集合。詳しいプロフィール等は「登場人物紹介」にありますが、第十六夜終了後に作成したため若干ネタバレ注意でございます。
本名等は後々本編でも。


■虚飾の天使・サタナエル

ぶっちゃけちゃえばただのエンジェモン。そのまま及川さんみたいなものでございます。
一応名前自体がヒントというか、デジモン関係・悪魔関係両方に詳しければ、もしかしたら察しがついた方もいたかもしれません。まあ、そういう説もある、ってだけなんですが。


■悪夢の魔王・ベリアルヴァンデモン

そんなわけで遂に登場のラスボス。悪夢に相応しい不吉な数字でうまく登場させられました。
神の使い・サタナエルは堕天使・ベリアルの別名という説があるそうです。
ヒナタが言ったように“それらしい形を取り繕っている”だけの、もはやデジモンと呼べるかどうかも怪しいもの。
彼の語った“サタン”はまあ、劇中の設定ではまだ現れていないことになっております。「-NiGHTMARE-」の世界ではスサノオモンが戦ったのはフォールダウンだけだったりします。


と、いうところで、残りは次ページへ続きます。
 
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