□第十一夜 紅蓮のコキュートス
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<後書き>

どうも、よんです。

第十一夜の後書きでございます。
ここに来ての準新キャラ登場や他のキャラも続々と集合してくる回のため、今回はまた2ページでの構成となりました。
宜しければお付き合いくださいませ。宜しくなければ読み飛ばしてくださいませ。


■紅蓮のコキュートス

紅蓮の炎、という表現もありますが、由来である紅蓮地獄は本来は極寒地獄。あまりの寒さに肌が裂けて真っ赤な花が咲いたようになる、みたいなことだそうで。そしてメタガルの技名で有名なコキュートスは地獄の最下層に流れる嘆きの川、裏切りの罪を侵したものが氷漬けになる場所でございます。
まあ、要するにどっちも超寒い地獄。宗教違いますが。単純にシチュエーションを格好つけて言ってみただけでございます。
血を意味する紅蓮のほうはあの方のご退場も指していたりしますが。


■メルキューレモン、出陣

ここへ来てようやく前線にお出ましの怪人カガミ男。
しかしここまで来て今更ただのヒューマンじゃ盛り上がらないだろうと出番は短めになってしまいました。劇中で使用したのは得意技の「オフセットリフレクター」、必殺技すら未使用のままです。まあ、こいつに限らずうちにはいまだ必殺技使う機会のない奴が大量にいるんですが。


■堕天使・ブラックセラフィモン

そしてただのヒューマンじゃない彼。以前の後書きでちらっと触れましたが、本作における設定上は十闘士よりも格上だったりします。まあ、あくまで本物のほうの話ではあるのですが。
基本はフロンティアそのまんま。堕天使と言いつつ別にセラフィモンが堕天したわけでもないです。「セラフィモンの力と姿を手に入れたメルキューレモン」みたいな感じでしょうか。登場デジモン紹介にもそんな感じで紹介してたりします。


■レイヴモン、頑張る

縁の下の力持ち的な。今更ですが苦労人です。
劇中でへし折れた愛刀・烏王丸に関してはぶっちゃけるとこの後もずっと折れたままです。刀を直しに行く話もちょっと考えてみたりしたこともあったのですが、どう考えても本編中に捩込めそうにはなかったので途中で止めました。
ちなみに彼の友達も片腕やっちゃったままです。


■ミラージュガオガモン・リターンズ

そしてそんなレイヴモンの友達。華麗に舞い戻って参りました。
劇中では語る機会がありませんでしたが、一時退場は勿論ダークドラモンとの狂言。ダークドラモンが大笑いしていたのはこの猿芝居にでございました。なぜ協力してくれたかについては……まあ、後々ということで。


■気高き騎士団“ゼブルナイツ”

そんな彼らが創設したならずものの騎士団。ようやく全貌が明かされた、ような気がしなくもなくもない。かも。“ゼブル”ってネーミングが既にいろいろと意味深。って思っていたのですが、よくよく考えたら“ゼブル”から“ベルゼブブ”を連想できるのって悪魔とかに割と詳しい人だけですよね。それ以前に世の中にはベルゼブモンは知ってるけどベルゼブブは知らない、なんて人も普通にいるでしょうし。
今更ですけど、もしかしてこれ何か微妙にすべって……いえ、何でもないです。

ちなみに彼らの戦いの様子も当初は入れるつもりでしたが、展開の都合でカットになってしまいました。当初のプロットでは11-2で地下室の戦いは決着して11-3からは舞台を外に移すはずでした。
ゼブルナイツvsアポカリプス・チャイルドの内約は「ダークドラモンvsスラッシュエンジェモン」「カオスドラモンvsクロスモン」「メタルシードラモンvsグリフォモン」だったりします。
中々楽しそうなバトルを書けそうでしたが……残念です。


みたいなところで、今回はまた懲りずに2ページに続きます。
 
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