達成記念及び、キリ番リクエスト置き場

□花札(こいこい)リベンジ編1
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 “区切り記念パーティ花札大会”と名打たれていた、花札大会は、東日本の上官5人を祝う盛大なパーティだった。そして、その一環として、行ったのが、上官達と、在来線達の1対1による『こいこい』。そこで、埼京は、長野と戦った。勝負は、最終まで持ち込み、最後に勝ったのは、埼京だった。しかも、逆転勝ち。在来達は、皆喜んだが、上官達は、おそらく、憤慨したであろう。なんせ、唯一、子供である、長野上官に勝ってしまったのだから。
 (それが、今回のリベンジか・・・)
ため息を一つつく、埼京。確かに、勝ってしまったのは、悪かったが・・・
(勝負は、勝負だし)
とも思う。そして、
「どうしても、やらなければいけませんか?」
と、聞けば、
「僕は、どうしても、あなたに勝ちたいのです」
何が、なんでもと言われてしまう。真剣な目で。
「だったら、やりましょう」
と、またため息をついて、埼京は言う。本当は、断りたいけど、断ったらどうなるのかもわかっていたから。
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