達成記念及び、キリ番リクエスト置き場

□花札抜き
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 「お前、その札はなんだ?」
上越が、なにげなく見てた、花札の札を見て、東北が声をかける。
 「おかえり。東北」
札から、視線をはずし、東北に視線を合わせる上越。ここは、東京駅上官室。
 「ああ。ただいま」
挨拶をし、上越の横に並んでソファに座る東北。近くには、テーブルが、おいてあり、その上に1枚の花札が置かれている。東北がじっと見ていれば、
 「これ?花札」
 「それは知っている」
上越の言葉に、苦笑する、東北。花札位は東北だって知っている。聞きたいのは、何故?その札が、そこにおいてあるのか?そう聞けば、
 「どうやら、持ってきちゃったんだよね」
新潟の在来部屋から。と、クスクス笑う上越。
 「なんでも、『花札抜き』とか言う面白い遊びをしてたから」
なんて、言えば、
 「それは、サボリでは・・・」
案の定、そういった東北。
 「でしょう?だから、僕が持って帰ってきちゃったんだよ」
と。そして、付け加える。
 「今頃、パニックだよ」

END

→さらにおまけ

 
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