達成記念及び、キリ番リクエスト置き場

□花札(こいこい)リベンジ編1
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 埼京が、大宮駅の在来室に戻れば、濃緑色の制服が目に入り、吃驚する。そんな、服を着ているのは、上官こと、新幹線だけだ。
(なんで、こんな所にいるんだ?)
そもそも、誰に用があるんだ?高崎か?宇都宮か?それとも、京浜?と、どれも、上官と関わりの深い同僚達を浮かべるが、誰も、在来室には戻っていない。だとすると・・・
 「ああ、お帰りなさい。埼京線」
と、かわいらしい声が、埼京の耳に届く。なんと、在来室にいたのは、上官でも、最年少の長野新幹線だった。そして、
 「あなたに、用があって、待っていたのですよ」
と、言われれば、首を傾げる埼京。そもそも、長野上官と、自分はあまり、関わりを持ってない。せいぜい、上官で、関わりを持つとしたら、東の筆頭こと、東北新幹線だろう。
 「僕に、何の用ですか?」
と、恐る恐る聞けば、
 「リベンジしに来たのです」
と、また、かわいらしい声で言われてしまう。どうやら、この間の、花札大会のリベンジらしかった。
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