花札(パロ・長編)

□花札(こいこい6)
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 「44対45。勝者、京浜東北線。」
静かに、△□さんが言い、次鋒戦が終わる。
 (なんとか、勝った。)
安堵しつつ、京浜東北がみんなの待つ部屋に入れば、部屋の中は大騒ぎだ。
 「「さすが、京浜東北。」」
と、埼京と、高崎が言って肩をたたき、
 「HAHAHA☆また、1点差で勝ちましたね☆」
と、八高。そんなみんなに、
 「ありがとう。」
と、礼を言う京浜東北。
 「でも、上官達に連勝するとは、思わなかったな。」
と、素直に言えば、
 「何、言ってんの。まだ、このまま、勝っていくんだから。」
と、次の対戦の山手(内回り)が言えば、
 「そうだな。」
と、4戦目の高崎。しかし、
 (悪いけど、どちらかが負けてくれないと僕、出来ないんだけど・・・)
と、ドス黒いオーラを出した宇都宮だった。
 
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