盆太鼓(パロ・長・中編)
□1曲ずつみんなで練習してみた(東京音頭1)
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祝 “復興祭 夏祭り盆踊り大会”
今年は、復興祭もかねて以下の順番で、盆踊りを行う。
1.東京音頭
2.大東京音頭
3.きよ●のズンドコ節(炭坑節)
4.ドラえ●ん音頭
5.花火音頭
6.太陽踊り(支社オススメ曲)
7.相馬盆音頭(東北復興祭曲)
8.好きになった人
尚、今年は上官達に盆踊り曲を1曲ずつたたいてもらう。
注意:1〜7の間に必ず一人1曲叩く事。尚、『好きになった人』は、話し合いなり、ジャンケン等で、叩く人を決める事。
と、書いてある。それを見て、それぞれ思った事を口にしていく。
「まず、始めの『東京音頭』と、『大東京音頭』はやる場所が東京だからってことだよな?」
山陽が、確かめるように、みんなの顔をみれば、
「あ〜」「多分・・・」
曖昧ながらも、頷く声が聞こえる。
「それじゃあ、次の『きよ●のズンドコ節』は?」
今度は、秋田が聞くが、みんな首をかしげてしまう。かろうじて、山陽が、
「炭坑節とも、書いてあるからなんかあるんじゃねぇ?」
と、言えば、
「サプライズで九州・・・」
「つばめ!!!」
東北が、ポツリと言った所で、大声で怒鳴る東海道。そして、
「山陽、絶対、アイツは呼ぶなよ」
と、即座に釘をさす。
「その次の『ドラ●もん』は、長野がいいんでね?」
山形が、紙を見ながらやんわりと言えば、
「僕ですか?」
名前を呼ばれ驚く長野。そして、
「僕なんか無理です」
あわてて、手を左右に振れば、
「誰もやった事ねぇんだし、気楽に叩けばいいんだべぇ」
と、言い長野の頭をなでる。
「『花火音頭』や、『太陽踊り』は、よくわからないね。」
秋田が、同じ様に紙に書かれていた曲を言えば、同感とばかりにみんな頷く。
「7番目の『相馬盆音頭』は、この為に入れられた曲だろう?」
東海道が、この曲は、わかるみたいに深く頷けば、
(それは、わかるから)
胸の中だけで、突っ込む。
「で、最後の『好きになった人』は・・・」
「ある意味バツゲームだよね」
山陽が、最後に書かれている曲を言うと、上越が、ため息をつきながら一言、言った。