散りゆく運命


□そして幕末へ
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「………んっ」
うっすらと目を開けまだぼーっとする頭をおこす


ザアァッ
木々が揺れ心地よい風が通り抜けていく
見上げてみると、大きな木が一本あるだけ…だ……おかしい、絶対におかしい、

私は倉の中に居たはずだ…
これはどういう事だ?

木の下、此処は野外
どうしたって話が繋がらない


「あっ!」
私はあの時持っていた刀が不自然に光ったのを思い出した

そして手には気を失う原因となったあの刀が
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