木の葉創設期夢

□副作用
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マダラが風邪をひいた。
あのマダラが…
明日は天変地異でも起こるんじゃないかな…?



「マダラー来たよ」

「………名無し…?」



今日はイズナさんもヒカクさんもいないからマダラの看病を頼まれてきた
まったく…こんな日に限ってダウンするとはね…



「えっと、熱は?」

「今朝、はなかった…」



そうとう辛いのか途切れ途切れに言葉を発するマダラ
いつもの傲慢な感じは微量もない…
本当に明日地球が終わるんじゃないのかな…?
って、そうじゃなくて。絶対これ熱あるでしょ…



「おかゆ作ってきたから、食べて薬飲んで休みな」

「すまない……」



ゆっくりと体を起こしておかゆを食べるマダラ
ご飯が食べれるならまだ大丈夫そうね…



「うまい……」

「よかった。お口に合ったようで」

「うまい……すごくうまい」



しゃべるのが辛いならしゃべらなくても大丈夫なのに…
マダラはずっと美味しいって言ってくれた
少しかわいいって思ったのはヒミツにしておこう。
その後もマダラはおいしいおいしいって言いながらおかゆを食べてくれた。



「薬も飲んだし、少し寝ててね」



そう言い残し部屋を出ようとしたらマダラに止められた。
急に引っ張られたものだから危うく倒れそうになるが
マダラに抱きとめられることによってどうにか防げた



「……マダラ?」

「名無し、行かないで、くれ…。そばに、いてほしい…」



今日のマダラは本当に変だ
これも熱のせい…きっとそうだ
じゃなければ………
私のことなんて抱きしめたりしない!!!



「名無し、ずっと…好き、だった///」




……結果。
マダラは熱を出すと思考だだ漏れになるようです。







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