木の葉創設期夢

□夫婦円満?
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俺は妻である名無しに少々不満がある…
俺と名無しは夫婦
しかも最近籍を入れたばかりの新婚だ
普通、新婚と言うものは長い結婚生活の中でも一番2人の仲が熱い時期だ…
まぁ、俺達も実際に値しているがな(自慢げ


問題はそこじゃない…



「なぁ名無し」

「なに、マダラ?」

「お前今日もイズナと出掛けただろう?」

「出掛けたわ……それが?」

「……………ιι」



恥ずかしいが、念のためもう一度言う…
俺達は今、新婚ほやほやの熱々だ…
さっきの会話が気になるだろうが、名無しも決して浮気をしているわけではない
イズナと出掛けようが俺のことを一番に思っていてくれている…
だが、そうは心に言い聞かせているものの、やはり嫌だ



「なぜイズナと行くんだ、俺じゃダメなのか?」

「へ…?だってイズナさんが一緒に行こうって言ったから…」

「…………」

「ダメだったの!!?」



イズナは今でも名無しを好いている
だが名無しは後にも先にもその事に気付いていない、それがやっかいなんだ…ιι
もちろん、イズナ自身も俺から名無しを奪うなどそんな考えは無いようだが、やはり心配になる
もし名無しが今更ながらイズナを選んだら…!!
考えるだけで寒気がする…
まぁ、そんな事は決して無いだろうがな…



「ダメ…ではないが……俺としては複雑だ…」

「どうして?何が複雑なの?」

「何がと言われても……///」



“俺はイズナに嫉妬しているんだ”
そうきっぱり言う勇気は俺には無い…
まぁ、言ったところで名無しは理解出来なさそうだな…
名無しは男心が理解出来ないうえに重度の天然だ…
まぁ、そんな天然なところも全てひっくるめて俺は名無しを愛しているのだがな(自慢げ
そんな事はさて置き……



「ごめんね、マダラ…私、人の心とか読むの苦手だから…マダラから言ってくれると嬉しい」

「名無し……」



そんな風に言われたら言うしかないだろう!!!
お前が考えているほど俺の中は複雑ではないんだ、ただ俺がイズナに嫉妬しているという簡単な回答なんだ
そんなに期待した目で見るなιι



「笑わないか?」

「笑わない……たぶん(笑」

「たぶんじゃダメだ!!しかも今の時点でもう笑っているだろう!!!」

「ごめんごめんιιじゃあ、笑わない」

「“じゃあ”と言うところが引っかかるが…まぁいいだろう……」



俺の方が先に折れると名無しは嬉しそうに笑い、期待の眼差しで俺を見つめる…
だからそんなに期待した目で見るなと言っているだろうが///



「それは、あれだ……///」

「………(じいぃぃぃ)」

「そのっ///………イズナに嫉妬していたんだ///」

「え…?何て言った?」

「だから///俺は……イズナに嫉妬していたんだ///」

「ん……?だから聞こえないってば〜!!!」

「だから俺はイズナに嫉妬していたんだと言っているだろうが!!!」

「っ!!!ビックリしたなぁ…もう!!」

「………笑わないのか?」

「……………ごめん…突然大声出すからビックリして聞いてなかったιι」

「もういいっ!!!///」

「え〜ιι何て言ったの?教えてよ〜ιι」

「誰がお前に教えるかっ///」

「マダラのケチぃ〜ιι」

「一生そう言ってろ!!俺の気持ちも知らないで///」

「だからゴメンってばーっιι」

「ったく…(笑」



やはり俺は天然なところも全てひっくるめて名無しを愛している
そしてそれは名無しも同じだと、今少し分かったような気がする












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