木の葉創設期夢

□すれ違い(続
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あぁ…
何でアナタを傷つけてしまったのだろう…
私の一番大好きなあの笑顔を…
もう二度と見れないなんて…
私は本当にバカだ…


(……名無し…)


ほら…幻聴まで聞こえてきた…
あぁ…死んだのだから幻聴じゃないか
ここは天国なのかな??
マダラの声が聞こえるなんて…


「名無し……名無しっ!!」

「マ……マダラ……」

「名無しっ!!」


本当に天国に付いたみたい…
マダラに抱きしめられているなんて…


「おい、名無し!!」

「本当に天国ってあるんだ…」

「天国なんかじゃないっ!!」


マダラったらどうしたんだろう…
泣きながら私の事をひたすら抱きしめてくれてる
少しきつく抱きしめられると腹部が痛む…

そっか…
私はマダラに刺されたんだった


「すまない名無し…俺が…俺がっ」

「いいの…マダラ…」

「だが…俺はお前をこの手でっ!!」

「…だって嫉妬してくれたんでしょ」

「名無し…」

「本当は恐かったけど…嬉しかったの…マダラがイズナさんに嫉妬してくれた事が」

「すまない名無し…お前の事を好き…いや…愛している…」


夢なら覚めないでほしい
こんなにもステキなことは他にないわ…


「私も…マダラの事を…愛してる」


あなたは寂しがり屋なんだよね
だから私がちゃんと愛してあげないと…
でも…
私だって寂しがり屋なんだから
マダラ…あなたも今度はちゃんと愛してよね??


遠回りの恋










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