黒い心

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次の日。

サスケとライは一緒に演習場へと向かった。

そしてその日も見事にカカシは遅刻したのだった。




「やー諸君、おはよう!」

「「おっそーい!!!」」




カチという音がして目覚ましをセットした。




「よし!12時セットOK!!」

「「「?」」」

「ここにスズが3つある…。これをオレから昼までに奪い取ることが課題だ。
もし昼までにオレからスズを奪えなかった奴は昼メシぬき!
あの丸太に縛りつけた上に目の前でオレが弁当を食うから。」



ライ以外の三人のお腹が鳴った。




「スズは一人1つでいい。3つしかないから…必然的に一人丸太行きになる。
…で!スズを取れない奴は任務失敗ってことで失格だ!
つまり、この中で最低でも一人は学校へ戻ってもらうことになるわけだ…。
手裏剣も使っていいぞ。オレを殺すつもりで来ないと取れないからな。」

「でも!!危ないわよ先生!!」

「そうそう!黒板消しもよけれねーほどドンくせーのにィ!!!
本当に殺しちまうってばよ!!」

「世間じゃさぁ…、実力のない奴にかぎってホエたがる。
ま…、ドベはほっといてよーいスタートの合図で。」




この言葉でナルトがキレた。

素早くクナイを出して攻撃しようとした。

が、しかし。




「そうあわてんなよ。まだ、スタートは言ってないだろ。」

「(うそ…!まるで見えなかった。)」

「(…これが上忍か…。)」

「(この程度か。)」

「でもま…、オレを殺るつもりで来る気になったようだな。
やっとオレを認めてくれたかな?ククク…なんだかな。
やっとお前らを好きになれそうだ…。…じゃ始めるぞ!!…よーい…スタート!!!」



この合図で皆瞬時に消え去り隠れた。
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