黒い心
□1
1ページ/7ページ
「何故、この私が……。」
「ナルトの監視、護衛の任務じゃ。」
「本音は違うだろう?それならば先生とやらに頼めばいい話だ。」
「普通の生活じゃよ。」
「?」
「たまには普通の生活もいいじゃろう。」
「……。」
「暗部の仕事は減らす。だから楽しんで来い。」
「(任務、これは任務だ。任務だ。)」
「(仲間を教えてなかったのはわしの責任じゃ。すっかり忘れとった。)」
「了解、した。」
「今からじゃ、もう手続きはすんどる。」
「(はやいな。)」
「行って来い。下忍としてじゃよ。」
「暗部、上忍、素性は隠せと?」
「素性は主が決めることじゃ。」
「……了解。」
「頑張るんじゃよ。」
「……あぁ。」
そして、ライはアカデミーへと向かった。