頂き物

□一喜様より頂きました!
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『触れ合いたい』




「良守〜一緒にお風呂入ろう?」

こっちに背中を向けて座っている小さい恋人に話しかける。

「やだっ」

案の定否定の言葉。少しくらい考えてくれてもいいのに…

「なんで?入ろうよ?」

「いっやっだっ!!」

昔は喜んで入ってくれたのに…成長って悲しいな俺は成長しても良守と入りたいのに…なんて言ったら気持ち悪いって言われるから言わない。いくら俺でも泣きたくなる…

「えー今日は初めて利守も一緒なのに…ねぇ利守も良守と入りたいよね?」

「うんっ!」

腕に抱いている末の弟に問い掛ける。いつもは父さんか母さんが利守を入れているが今日は時間がないからと俺が頼まれた。

「えっ!?」

と振り返って俺達を見る。心なしか寂しげな表情になる。

「……入る」

暫く考えてから俯いてボソッと呟く。
利守と三人なら入るんだ。二人で入るのに警戒しているのか何なのか…ちょっと…というかかなり寂しい。でも良守と入れるならそんなことは気にしない。

「じゃ今入るから支度して?」


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