短編@

□『日常風景』
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風を切るように自転車を走らせる学校までの道。

アスランが運転し、後ろにはカガリ…

カガリはアスランの腰に腕を回している


もっとゆっくり自転車を走らせればもっと一緒にいられるが、遅刻してしまうので心地よい風が当たる速さで…





『日常風景』





カガリたちの乗る自転車の隣には兄のキラが同じように自転車を走らせる。

以前はキラの後ろにカガリが乗っていたが、いつの頃からかアスランの後ろに乗るようになった。


こんな風景も今となっては日常の風景…

初めの頃は恥ずかしがっていたカガリ。

あの頃のカガリも初々しくて可愛いけど…


そんな前のことをふと思い出すアスラン。




「アスラン、何ニヤけてるんだ?」

「いや、カガリが俺の後ろに乗るようになった頃のことを思い出して…」

「いつからだっけ?去年の今頃だったか?」

「そうだな」


「ちょっとそこの2人。そんなにイチャつかないでくれる?」

キラが割り込んできた。




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