『air』
□王家の力
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カガリのことをもっと知りたい。
自分がそう思っていることに気が付いてから俺は彼女を目で追っていた…
どうしてカガリのことをもっと知りたいだなんて思うのか俺自身よくわからない。
好き…なのかな?
それともただの好奇心か?
今までに誰かに対してそんな風に思うことなんてなかった。
だから分からないのか?
よく分からないがお気に入りのテラスに足を運ぶ回数が増えていった…
「あ、アスラン!!!」
アスランがテラスでティータイムを楽しんでいるとカガリがやってきた。
「ふぁ〜疲れた…」
ドカッとアスランの隣にある椅子に腰掛けた。
「何してたんだ?」
ふと疑問に思っていたことを率直に聞くアスラン。
「お前の妹2人の教育だっ!!!」
「あ…」
カガリの本職は2人の教官だった…
カガリは腕の立つ神官のため他にも多くの仕事を任されているためアスランはその事を忘れていた…