俺たちは進み始める
□現在地点
1ページ/6ページ
『神原、帰りました』
ここは木枯らし荘。
俺の家になってまだ一ヶ月ちょっと。
「あ、おかえり神原君」
台所から笑顔をのぞかせるこの人は木野秋さん。
優しくて明るいここの管理人さんだ。
木野さんに軽く会釈をしてから階段を上がる。
自分の部屋は2階にあるのだ。
雷門生になって一ヶ月ちょい。
今日も終わった。
何事もなく。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ